主演の花澤香菜さんが実際にゲームを体験!『沈みゆく豪華客船からの脱出』レポート&花澤さんスペシャルコメント!
花澤香菜さんが「沈みゆく豪華客船からの脱出」プレス体験会に来てくださいました!
公開日:2018/02/16
2017年12月、ファン待望の謎解き&脱出ゲーム専門施設『東京ミステリーサーカス』がオープンしました! なんとこちら、全5フロアに常時8以上のコンテンツを構えた“世界一謎がある”エンターテインメントパークなのです。ん〜、これは全制覇したいところですね〜!
なかでも注目なのが、リアル脱出ゲーム『沈みゆく豪華客船からの脱出』。ヒロインの少女・ルネを人気声優の花澤香菜さんが務め、窓(モニター)越しにキャラクターとやり取りするという斬新な内容も話題となっています。
画像右が花澤さん演じる少女・ルネ。沈没しゆく豪華客船・トリアイナ号を舞台に、ルネと窓越しにコミュニケーションを取り合いながら脱出を試みます
劇中でいったいどんな表情を見せてくれるのか、楽しみですね〜!
そしてなんと、いち早く開催されたプレス体験会に花澤さんが登場! 「私、脱出ゲームってやったことがないんですよ。せっかくだから参加したい!」との一声で、60分間の脱出ゲームにも挑戦することになりました。誰よりもルネとの相性は抜群なはずの花澤さん。果たして脱出、できるのでしょうか……? その様子をたっぷりとレポートします。
後ほど、花澤さんのインタビュー&司会を務めたニッポン放送アナウンサー・吉田尚記さんとのトークの模様もお届け!
『沈みゆく豪華客船からの脱出』は常設ならではの仕掛けがいっぱい!
プレイ時間は60分間。1チーム最大4人で脱出に挑戦します。脱出ゲーム初体験という花澤さんは、吉田尚記さんと筆者らの4人チームで参加。花澤さんが会場に到着するやいなや、船内がほんわかしたオーラに包まれていく〜。
ゴージャスな会場を見て、「すごい〜! こんな船、乗ってみたい♡」とわくわく顔の花澤さん。「収録したときは各シーンの繋がり方が全く分からなかったので、どんなお話になっているか楽しみ!」と、ヒロインを演じているものの、お話の内容はまったく知らない様子。開始前はリアル脱出ゲームマニアでもある吉田さんの“リアル脱出の極意”を、「うん……うん……!」 とひたむきに聞いていました。
こちらが『沈みゆく豪華客船からの脱出』の舞台、トリアイナ号の船内です。ワインレッドのカーペットに大階段……ゴージャスですね〜。各卓には窓が設置されています
「これは東京ミステリーサーカスじゃないとできない規模ですね〜! どこにヒントが隠れているか分からないので、開始前のアナウンスひとつも聞き逃せません」と吉田さんは、既に緊張感たっぷり。脱出ゲームの案内に耳をかたむけ、ひたすらメモメモ。
その様子を横で見つめる花澤さん。「絶対脱出したいです!」と、ほんわかしつつも目は真剣です。
で、そんな花澤さんを見つめる乗船客の眼差しも真剣そのもの。ねぇ、皆さん、スタート前の貴重な時間ですよ……? でもその気持ち、分かります。花澤さんと豪華客船の旅に出られるなんて、この空間こそが奇跡なんですよね。
いざ出航!
船長からの挨拶の後、みんなでトリアイナ号のシンボルマークをつくり、合い言葉「ボン・ボヤー!!」を叫びます。いざ出航!
まずは見習い船員のルネが、客室に案内してくれました。「あっあの〜……よかったら私と友達……いっいや! なんでもないです! そっそれじゃ、ゆっくりお休みください」とルネ。ちょっと照れ屋さんなようです。
「わぁ〜、ルネだ! なんか変な感じだな」と、さっそくの登場に花澤さんもにっこり。
そんなきゅんとした時間もつかの間。トリアイナ号が氷山にぶつかってしまい、沈みはじめます。沈没まであと60分。いよいよ脱出のスタートです。
脱出にはいくつもの段階の謎解きが必要。まずは最初の謎から。さっそく窓越しにルネが現れました。「すごい!」と花澤さんも興味津々
脱出するには全てのセキュリティシステムを解除しなければなりません。我々の客室とルネがいる操舵室との間には窓があり、それを通してコミュニケーションを取り合う仕組みです。
ルネとのやり取りはこんな感じ。
卓上には、脱出に必要なさまざまなアイテムが。「とにかくスピード勝負ですからね〜!」とリードする吉田さんを筆頭に、花澤さんも「これがヒントかも! ルネ〜! ぜったい一緒に脱出しようね!」と、スピーディーに手を動かします。Wルネを隣で見ていると、まるで双子のような……なんだか不思議な気持ちです。
開始して10分も経つと、チームの結束力も出てきました。癒しオーラ溢れるワンショットですが、花澤さんの動きはかなり機敏
窓越しに会話中のWルネ。なかなかいい調子のよう。中盤までは割とスムーズにクリア!
ついに最後の謎へ。「脱出できるかも!」と思わず笑顔に
いよいよゲームも大詰め! というところで、BGMに緊迫感が増してきました。刻々とタイムリミットが近づいている合図です。残り時間はあと5分。花澤さんも「ルネ〜! どうすればいいの!?」と助けを求めます。
その横には、頭を抱える脱出ゲームマニア(吉田さん)。「脱出ゲームをクリアするのは、大体リミットぎりぎり。成功したと思ってもその先にもう一つ仕掛けが残されていることも多いんですよね」と、冷静に今までのヒントを振り返ります。そりゃWルネのピンチですから、チームの熱気もメラメラメラメラ燃え上がりますよ〜!
残り5分! 会場もいっそう慌ただしい雰囲気に
「諦めないで!」と最後まで我々を励ますルネ…
どこまでも健気です…
果たして花澤さん一行は、無事脱出できたのでしょうか!?
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結果……脱出ならず! しゅん
脱出を終えて……花澤香菜×吉田尚記による反省会
終了後、「ルネ、助けられなくてごめんね。ほんとにショック! ラストのシーンとか録ったはずなんだけどなぁ……」と花澤さん。
花澤さん:脱出はできなかったけれど、吉田さんとチームを組めて心強かったです! 最初に船長が挨拶している時からメモを取られていたじゃないですか。すごいな〜と
吉田さん:一本道に見えて、小技がいっぱい隠されているのがリアル脱出ゲーム。改めてそれを感じましたね。
「ボン・ボヤー」のポーズをすっかり気に入った様子
花澤さん:こんな楽しいものを、なんでやったことがなかったのかと! チームメイトの観点もそれぞれ違っておもしろかったです。私、割と役立たずのポンコツかなぁだと思っていたんですが、ヒントに気が付けたこともあって嬉しかった!
吉田さん:何度も「楽しい〜!」って口にしていましたもんね。普段はアニメやゲームなどで活躍されていますが、脱出ゲームの声を当ててみていかがでしたか?
花澤さん:いろいろと発見も多かったです。みなさん大急ぎで解かなければいけないので、ゆっくり喋り過ぎてはダメなのだな、とか。キーワードを言うときはゆっくり、など波を考えて話すのは脱出ゲームならではでした。吉田さんもプレイ中に、「はやく!はやく」とルネに仰っていましたもんね(笑)
「終わってから気が付きましたが、まだ出てきていないシーンや台詞もありましたよ」(花澤さん)という爆弾発言も
吉田さん:つい急いでしまって(笑)。『沈みゆく豪華客船からの脱出』は常設なので、ルネはこれからたくさんのお客さまと謎を解いていくことになります
花澤さん:お客さんと密にコミュニケーションが取れる内容ですし、みなさんに愛されるキャラクターになってほしい。今日は脱出できたチームが1つもなかったので、いったい何人の方が1発で脱出できるのか気になります。私もまた挑戦したい! 忘れっぽいので、また1から新鮮な気持ちでプレイできそう(笑)
反省会後は、メディアとの質疑応答へ。「次回はどんなところから脱出してみたい?」との問いに「パンを焼くかまどとか……。あの扉を開けると、イースト菌がっ! みたいな(笑)」という名言も飛び出しました。パン好きで知られる花澤さんですが、自らパンになるという願望まで……! 「こんなかわいいパン食べられるか!」 という会場の心の声が聞こえた気がしました。 花澤さんいわく、「バッドエンドでも、おいしい香りのするパンってなんかいいですよね♪」とのことです。
花澤さんにインタビュー
最後に、興奮冷めやらぬ様子の花澤さんにお話を聞きました。ボン・ボヤー
−−−プレイ中は真剣そのものでしたね
花澤さん:難しかった〜! こんなに広い会場に自分の声が響いているのも不思議な気持ちでした。ルネと一緒にプレイできて嬉しかったし、新鮮でしたね。謎が解けた時の気持ちよさがやみつきになりそう!
−−−会場に入った時の印象は?
花澤さん:セットが作り込まれていてびっくり! 船長さんをはじめ、船員さんやクルーの方も役になりきっていて、すっと世界観に入り込めました。想像以上でしたね
−−−実際にプレイした感触を教えてください
花澤さん:もうとにかく、驚きの連続! ふとしたことでひらめきが湧くような作り方なのかな、と。タブレットも使いやすくて動きもスムーズでしたね。
−−−これから挑戦する方にアドバイスをお願いします!
花澤さん:用意されているアイテムをよく見る。全て使われるので、隅々までチェックしてください。あとはみんなでボン・ボヤーって手を合わせるおまじないがあるので、手を洗ってから参加したほうがいいかも(笑)
−−−クセになりますよね、ボン・ボヤー
花澤さん:何でもない時にもやりたくなるんですよ。ボン・ボヤー♪ とにかくチームワークが大事だなと。遠慮している暇もないので、積極的にプレイしてほしいですね。気がついたらチームメイトとも仲良くなれますし、謎が解けた時の気持ちよさがやみつきになりますよ〜! 会場のアクセスもよくて、ちょっとした空き時間に遊べるのもいいところ。みなさん、ルネとの船旅を楽しんでくださいね! 沈んじゃうけど……
終わりに
最後に、東京ミステリーサーカスの総支配人・きださおりさんを囲んでパチリ
花澤香菜さんによる『沈みゆく豪華客船からの脱出』、いかがでしたでしょうか? さまざまな仕掛けや暗号が詰め込まれていて、なかなかの難易度だと思います。花澤さんいわく「10段階で表現したら、難易度は7!」。
そして最後に、総支配人のきださおりさんからちょっとした小話が。「ルネとコミュニケーションが取れるシーンには、ちょっとした遊びも隠されています。時間は少ないですが、余裕があったら遊んでみてくださいね。」ときださん。
ルネと歩む60分間のストーリー。この物語が体験出来るのは、なんと2018年4月22日までとのこと!
東京ミステリーサーカス限定公演。ぜひご自身で体験してみてくださいね。
『沈みゆく豪華客船からの脱出』特設サイト
https://mysterycircus.jp/rene/