どうもこんにちは、みほたんです。
ZEPP TOUR第6弾「巨人潜む巨大樹の森からの脱出」が、大阪のZeppなんばからスタートしました。
今回のストーリーは「エレン奪還作戦」で語られなかった物語。
鎧の巨人に連れ去られたエレンを取り戻すために、調査兵団は巨大樹の森へと向かう。しかし、潜んでいた巨人たちに襲われ部隊は壊滅状態に…。日が暮れるまでにこの森を脱出して人類の希望であるエレンを取り戻すのだ…!
そんなわけで「巨人潜む巨大樹の森からの脱出」に参加…もといエレン奪還作戦に尽力してまいりました!!
ちなみにエレン奪還作戦は単行本で言ったら12巻、13巻あたり。アニメで言ったら2期の8話目くらいですね。復習してから行くと、より焦燥感が募ります。
「『進撃の巨人』全然わからないよ…」って人は、とりあえず巨人は憎き人類の敵、登場する兵士たちは信頼できる仲間、ってことがわかっていれば大丈夫です。多分!
それでは一緒に参加してくれた同じ班のメンバーたちを紹介します。
今回はせっかくなので『進撃』っぽい名前で呼び合いながら、それぞれ調査兵団になりきってプレイしてきました!
ちなみに半分くらいは初対面同士。この60分間、命を預け合う仲間です!
ガッツ班長
冷静沈着な班長。暴走しがちなメンバーをまとめる。
リアル脱出ゲームに参加するのは今回が初めてで、『進撃の巨人』の大ファン。
ノークン
「目の前で巨人に両親をじゃがりこ食いされた悲しい過去を持つ」らしい。その割にはとにかく明るく声がでかい。
リアル脱出ゲームは初めての参加。
パトラ
謎解きに関しては熟練者で頼りになる。この人についていけば間違いないと思わせる説得力がある。
ミーフォ
私です。『進撃の巨人』12巻まで読んでから来たので、とにかく早く続きを読みたい気持ちでいっぱい。Zepp公演は4年ぶり。
メグリー
班長よりもみんなに指示を出す。
リアル脱出ゲームには精通していて、Zeppの地理にも詳しい。
マイス
遅れてきたので状況がわかっていないまま、勝手に名前をつけられて困惑している。
地響きが鳴り、巨人がやってくる
受付をすませて緊張感で包まれた会場の中へ。テーブルには謎と思われる紙類といくつかの道具、そして地図が置かれています。
さぁ、いつ巨人が襲ってくるんだ…!?と思っていると、期待を裏切るようにステージには軽快な喋り口の司会者が登場しました。
しかもその横には…
巨人くん…!!
何故か司会と一緒に諸注意や趣旨説明をしてくれます。
コミカルな感じで出てきたけど、ノークンにとっては親の仇である。
私たちは巨人に屈しない!それがどんなに楽しそうな奴でもだ…!
そうこうしているとあたりが暗くなり…
ドン…! ドン…! ドン…!!
だんだん大きくなる地響きのような音。空気がビリビリと振動しているのがわかります。
これが巨人の足音なのか…!!!
漫画やアニメで何度も見てきたこの状況、実際に巨人に囲まれたら震えるしかない。
スクリーンにエレンを始め、アルミンやミカサが現れて今の状況について教えてくれます。
私たちは、エレン奪還作戦に後方支援班として参加。どうやら状況は最悪、部隊は壊滅。
しかも巨人はあと4体。60分以内にすべての巨人を倒してこの森を抜ける作戦を考えなければいけないらしい!
あの地響きの大きさからして、巨人の恐ろしさは相当なものです。
果たして私たちが力になれるのでしょうか?
でもね、エルヴィン団長が頼りにしてくれてるんです!アルミンにも激励されるんです!それであのミカサの必死な顔見ちゃったら…やるしかないよね!!
気持ちがグングンあがってきたところで、トニ隊長(今作のオリジナルキャラクター!)が舞台に現れます。
トニ班長によると、私たちがやるべきことは「全ての巨人の無力化」
まずは作戦をたてて各班に伝達するのだ!
トニ班長から調査兵団の心得を伝えられた私たち。
パトラが小声で「マジか……」とつぶやくのが聞こえました。さすがの百戦錬磨の兵士も息を飲む…しかし躊躇する間も無く、
「心臓を捧げよ!!」
「ハッ!!!!!!」
作戦開始!!!
情報収集と謎解きにチーム分担!そしてここぞという時は6人で
いっせいに手元のアイテムを確認します。
ここで作戦会議しているだけでは前には進まないので、熟練兵士であるパトラ、メグリー、マイスはこの場に残って謎を解き、ガッツ班長とノークンと私は周辺を探索して情報を集めることに。
巨人がどこから飛び出してくるかわからないこの森を歩きまわるのか…!
目の前には痛ましい惨状が…!
すかさず写真を撮るガッツ班長。
そう、この場所では情報収集、そしてそれを仲間に共有することが最優先されるのです。
決して心ない野次馬ではありません。
この写真はもちろん、この日のために作られた6人のLINEグル―プに投げられます。
拠点へと戻ると、その場で解ける謎は3人によってすでに片づけられていました。
そして、持ち帰った情報をもとにさらにサクサクと進んでゆく頼もしい女性陣(私以外)。
ガッツ班長「いったい何をしてるんだ…!!」
班長なのに完全に取り残されています。
メグリー「これで鍵が開くはず!!」
喜んだのもつかの間、まだまだここから。
アイテムが増えて6人で声をかけながら作業します。
「待って待って!このままじゃ駄目だ!」「あ~…いったん全部やり直し!」
1人が突っ走っても駄目。綿密な作戦は慌ててはいけないのです!
作戦名がわかったら実行する班に伝達だ~!!
「作戦を伝えにきました!!」
やっとの思いでまずは一体巨人の無力化に成功!
しかし…
「30分経過…」悲痛なアルミンの声が響き渡ります。
まだこんなところにいて間に合うのか?
とにかく急ごう!
早歩きで!!
アイテムを持ち帰り、再び拠点で作戦会議。
みんなの頭の回転と行動が早すぎて、私思わず「すみません、みなさんどこに向かってるんですか…?」ってつぶやいちゃったよ…。
そんな役立たずな私に「あと三体の巨人の場所特定しないといけないの」と、今度は自ら情報収集に向かうメグリーとマイス。
いよいよ立体機動装置の出番!怒号が飛び交う戦場を駆け巡れ!
「立体機動装置でここをこう進んだらミカサがこっちにまわれるから…」「そうか、立体機動にはルールがあるんだ!」「だから6人の力が必要なんだな…!」と口ぐちに言いあって頭を寄せながら次の作戦を導き出します。
導き出した作戦を伝達するも、「この作戦では実行できない!」と突き返されたり、泣き叫ぶ兵士がいたり、怒号がとびかう様はまさに戦場!!
途中、ショッキングなことがあってがっくりと膝をつくシーンも…。
「ちくしょ~!!!!!」
なんて、いつまでも床を転がりまわっているわけにはいきません。作戦を練り直して、また次の班へ!
外にいる班と、自分たちの拠点と行ったり来たり、森を駆け巡ります!
あの巨人がここにいて…ここがこうなってて…あ~!!もう調査兵団のマント暑苦しい!脱ぎたい!!
果たして作戦は成功するのか?結末は…!
パトラ「これで最後のはずなんだけど、これまでの色んな情報をもう一度みんな洗い直して!」
ノークン「クソッ!巨人についての残酷な情報もう見たくねぇ!」
「50分経過…!」
ここでもう一度みんなで状況を確認することに。そう、残り10分でも最後まで諦めない。そして、焦らないことが大事なのです。
私たち一人一人は非力かもしれないけど、知恵を合わせれば必ず道は切り開かれるはず…!
「残り3分!」アルミンが叫ぶ…
何か見落としてることはないか?何か…何か…!!
残り1分…30秒…3…2 …1…
終了!!
後方支援班最後の作戦を開始する!
残念ながら我々の班は作戦を実行することが出来ませんでした…。
作戦を実行出来た、脱出成功者たちが発表されます。
エレン奪還は彼らなくしては成功しえなかったでしょう…!
脱出に成功したチームには特別な演出があり、そんな彼らを見つめていました。
見て、この羨望のまなざし。
脱出は失敗したけど、この物語を最後まで見届けることができて、今回作戦に参加して本当に良かったと感じました。悔しい気持ちはあるけどね…!
皆さんどうだったでしょうか?
パトラ
最後、泣いてしまった!臨場感がとにかくすごい。謎は難しかったけど、ヒントが出るのでそこまで取り残されることもないかと。やりごたえ充分なので謎好きにはたまらないと思います。あと、映像も最高で、特にリヴァイ兵長好きは来たほうがいい!
マイス
謎が難しかった!結構傍観者になってしまいました…
メグリー
絶対ここでしか出来ない公演!
あと、ここでハマった人にはこの後絶対にナゾビルでやってる「巨人に包囲された古城からの脱出」もやってもらいたいです。世界観にどっぷり浸かれる!
ノークン
疑心暗鬼になりながらも、いつのまにか進撃の巨人の世界に自分の人生を投影してしまう新感覚。
持ち前の明るさと、仲間の大切さに気づいた1日でした!そして帰る頃には、男として一回り強くなれた気がします。
ガッツ班長
リアル脱出ゲームは初めてだったけど、『進撃の巨人』の世界観がちゃんと落とし込まれていて、入りやすかったです。ファン的には、自分たちがどうストーリーに絡んでいってるのかわかりやすかったし、成功しても失敗してもストーリーの中で自分の立ち位置があるから楽しかったです。漫画を読み返した時に「俺、この時ここにおったんやな」って思える。帰ってから読み返そうと思いました。
ガッツ班長の言葉に一同同意。「わかる!俺がこうやったんやぞ!って思えるよね」「確かに我々は作戦を遂行した!」「あと、映像の作りがよくて、本当に語りかけられているみたいだった」と盛り上がりました。
とにかく、映像や音の作り、ストーリーも没入感マックス。私も思わず泣きそうでした。
最初は正直「後方支援班かぁ~直接巨人をやっつけたかったなぁ~」とか思ったのですが、森を駆けまわり、巨人をすり抜けて、各班に伝達を伝えるのだって簡単なことじゃないんですよ。
確実に、私たちはあの戦場にいたのだ。
エレン奪還作戦の一端を担ったのだ…!
…まぁ成功してないんですけどね!!
ちなみに、急に「『進撃』っぽい名前でいきましょう」って言ってどうなるかと思ったのですが、初対面同士でも呼び捨てで呼びやすかったり、普通なら「すみません、あっちお願いできますか?」っていうところを「頼んだ!」だけですませられたりと、意外に使えるアイディアでした。
良かったらやってみてください!
まぁキャッキャすればするほど、脱出成功からは遠のきますけどね!
ちなみにこの日はリヴァイ兵長の誕生日前々日でした。
(めっちゃ発光してるけど兵長です)
おめでとうございます!!
参加者の声も公開!
リアル脱出ゲームZEPP TOUR 第6弾
進撃の巨人×リアル脱出ゲーム
「巨人潜む巨大樹の森からの脱出」
開催日程、公演情報などは、【特設Webサイト】でチェック!
http://realdgame.jp/zepp6_shingeki/