代表挨拶
SCRAPの企業理念
本やマンガを読んでいるとき。
もしくは映画やドラマを見ているときに、その物語の登場人物に憧れたり共感したりします。
その感情を日常の中に生み出すのが我々の仕事です。
たとえば、爆弾が後10秒で爆発する。手にははさみを持っている。そして赤と青のコードのどちらかを切らなくてはならない。そんなシーンをこれまでみなさんは何十回と見てきたと思います。ドラマやマンガや映画の中で。
我々の仕事はそれを実際に日常に現出させることです。
物語の世界でしか見た事がないものを、日常に創りだす事が我々の理念です。
よい遊びを創るためには二つの視点が必要です。
一つ目はなるべく遠くの面白そうなありえない場所を思い描くこと。
二つ目はその面白そうな場所を出現させること。
遠くのどこかにふわふわと浮かんでいる「面白そうなもの」をアイデアの力で捕まえて、それを強力な運営体制でしっかりと日常に出現させることが出来なくては「よい遊び」にはなりません。
想像し創造し具現化し商品にする。
僕らの生み出す「遊び」が世界中に広まれば、世界はそのありようをもっと面白く変えてしまうだろうと思っています。
眠れない夜にそっと押さえたコードから音楽が生まれるように、我々は日常に物語を生み出していきます。
日常にばら撒かれた物語は、さらによい日常を生み出して、その日常はきっとさらによい物語を生み出すでしょう。
SCRAP 加藤隆生