「ラブライブ!サンシャイン!!」の世界観を完全再現! 『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』 公式体験レポート
リアル脱出ゲームのSCRAPが、 謎解きを捨てて本気で「みんなで叶えるフェスティバル」を作ってみた。
#Aqoursぬまづフェス #SCRAP #ラブライブ!サンシャイン!! #体験する物語project #輝け!Aqoursぬまづフェスティバル
公開日:2022/05/20
『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』を9日間限定で絶賛開催中。今回はその公式体験レポートを公開いたします。
★イベント特設サイト:https://www.scrapmagazine.com/aqours_fes/
SCRAP広報スタッフによる「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボレーションイベント『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』(以下、Aqoursぬまづフェス)を紹介する本レポート。
記事の冒頭でこれを言ったらおしまいなのですが、どうしても言わせてください。
このイベントの様子を知りたいなら、「#Aqoursぬまづフェス」で今すぐTwitter検索した方が、この体験レポートの数十倍有益な情報が得られます‼
ちょっとでも気になる方、今すぐ見てみてください!
すでにフェスに参加した助っ人さん(※今回のフェス参加者のこと。参加者たちはAqoursの開催するフェスをお手伝いする助っ人として物語に入り込みます)たちの実況や感想の、なんと楽しそうなこと‼
素敵なお写真の数々や、有益な情報、そして主催側である浦の星女学院生たちも、フェスの準備風景や裏で起こった出来事などをハッシュタグ付きでツイートしてくれています。
そして実際に体験してみて、あまりのイベントのボリュームと細部まで仕込まれたネタの数々に、体験レポートだけでこのイベントのすべてを伝えることなど不可能だと早々に悟りました…。
なので、この体験レポートでは、
・フェスを楽しむコツや、必見ポイント
・Aqoursぬまづフェスでどういうことをするのか、時系列順にザックリ解説
を、実際のフェス会場の写真を共に分かりやすく纏めていきたいと思います!
■ということで、会場(よみうりランド)へGO!
『輝け!Aqoursぬまづフェスティバル in よみうりランド』は、よみうりランドに再現された「ラブライブ!サンシャイン!!」の世界の中で、参加者自身がAqoursと一緒に沼津のPRイベントを成功させることを目指す体験型イベント。
参加するにあたり、Aqoursぬまづフェスの先行体験会に参加してきたAqoursファンの先輩に、事前に「ぬまづフェスを楽しむ心得」を聞いてきました。
心得その① 積極的に、思いっ切り楽しんだもの勝ち。
心得その② フェス作りを手伝うとお礼の品が大量にもらえる! 大き目のカバンとファイルを持っていくべし。
心得その③ 動きやすい服と靴で行くべし。カメラやスマートフォンの充電もしっかりと。
教えの通りに身の回りと心の準備を行い、目指すは今回の会場、よみうりランド!
フェスは時間厳守です。最寄駅からはちょっと距離があるうえに、よみうりランドのゲートからフェス会場までも歩くので、絶対に時間に余裕をもって移動しましょう。
正面のスカイゲートの横にある、オーロラゲートが入場口。フェスのメイン会場「らんらんホール」はよみうりランドの最奥にあるので、ここから10分ほど徒歩で向かいます。
会場への道のりは、浦の星女学院の生徒さんが丁寧に案内してくれます。
実在してるんですよ、浦女が。もうこの時点でワクワクが止まりません。
こちらに大きく手を振って、「助っ人さん、こちらで〜す!」なんて、ニコニコの笑顔で声を掛けてくれる浦女の生徒たち。フレッシュさが眩しい…!
会場の「らんらんホール」。1000人が収容できるホールで実際に有名アーティストのライブも行われることも! ここが今回のフェスのメインとなる会場で、そして我らがAqoursのライブステージとなります。
スタート時間となり、ステージの巨大スクリーンに映像が映し出されました。
物語は、Aqours宛に”東京で行う沼津のPRイベントを企画してほしい”と依頼がやってくるところから。
自分達を育て、応援してくれた沼津への感謝を表現するためのフェスティバルを企画するAqours。順調かと思われた企画ですが、急なトラブルでフェスの準備時間がたったの1時間しかないことが判明! Aqoursや浦女生徒の力だけでは、にっちもさっちもいかない状況に。
そこでフェスを成功させたいAqoursは、参加者に「助っ人さん」として協力を仰ぎます。
スクリーンにはこのらんらんホールを背景に、フェスのための衣装に着替えたAqoursの姿が! 我々助っ人たちに向けて、今から1時間でフェス会場の準備を終えなければならないことを教えてくれます。
今更ですが、この公演でのAqoursの言葉は、すべて新規撮りおろし、そしてフルボイスと、なんとも贅沢。
千歌ちゃんの「私たち全員で、最高のフェスを作り出すぞー!」の音頭に全力の拍手で応え、助っ人さんたちは思い思いにフェス会場となる広場へと散って行きました。
■フェス開始まであと1時間! ドキドキワクワクのお手伝いタイムスタート!
手のひらサイズの可愛いパンフレットを片手に、いざフェス会場となる広場へ。パンフレットの中は手書き風の描き下ろしイラストが散りばめられたマップや注意事項が書かれていて、これだけでひとつのグッズレベルのクオリティです。
このフェス準備期間でお手伝いができるのは約20ブース。
1時間しかないのに約20ブース。
全部回ろうとすると、1ブース3分の計算。
広場自体も、とても広大なフィールドになっています。
… 先にどんなブースがあるのかを、特設サイトでチェックするのが正解でしたね。ぬかった。
どこも人手が足りないようで、広場ではそれぞれのブースの前で「助っ人さ~ん!」と浦女ちゃんたちが助けを求めています。
それどころか、「お姉さん、いま目が会いましたね!?」と、助けを求めてこちらにガンガン絡みに来る!
ここで思い出す、「ぬまづフェスを楽しむ心得」。
心得その① 積極的に、思いっ切り楽しんだもの勝ち。
心得に従い、助っ人さんになり切り、元気に「手伝いに来ました!」と声を掛けると、飛び跳ねんばかりに喜んでくれる浦女ちゃんたち。
自分の行動ひとつで、こんなに喜んでもらえることなんて最近あったかな…。
自己肯定感が物凄い勢いでアップしていくのを感じながら、心の赴くままに気になるブースへ突撃します。
さすがに20ブース全てご紹介できないので、実際に私が体験したものの一部をダイジェストでお伝えします。
①みかんハッピートレイン
沼津のみかん畑を作るお手伝い。
みかんの中にはちょっとしたサプライズとして、おみくじを入れるそう。みかんの中に紙をせっせと詰めて、そのみかんをあの赤いネットにせっせと詰めて、そしてみかんの木を模したオブジェにせっせと貼り付ける。なるほど、作業自体は簡単そう。
ちゃんとお手伝いを終えると、記念にみかんトレインに乗った千歌ちゃんのオリジナルステッカーがもらえました。
②ヨキソバキッチン 渡辺亭
曜ちゃんの特製ヨキソバが食べられるブース!
しかし、材料が他の飲食ブースのものと混ざっちゃったとのことで、ヨキソバの材料の仕分けをお手伝いします。人参たまねぎじゃがいもなど簡単に見分けられるものから、見た目そっくりなカットキャベツとカットレタスまで。曜ちゃんの掛け声にあわせて、ばんばんカゴにぶち込んでいきます。
お手伝いのお礼にもらえたのは、ヨキソバ秘伝レシピ!
ゆるっとした手書き風のイラストですが、レシピとしてはとてもしっかりしていらっしゃる…。さすが曜ちゃん。
③NUMAZU堕天占いブース
怪しい真っ黒のテントの入り口には、選ばれし使徒を導くリトルデーモンの姿が…
この祝祭(ぬまづフェス)で行う占いに必要な堕天の力が足りていないということで、堕天使ヨハネ様の指示にしたがい、魔眼にパワーを供給します。
…… そしてやっぱり貰える、「堕天使会合 特別召喚状」。
ぬまづフェスを楽しむ心得、
心得その② フェス作りを手伝うとお礼の品が大量にもらえる! 大き目のカバンとファイルを持っていくべし。
これのことか…!
(ファイルだけでなくて大き目カバンも? と思ったら、オリジナルグッズだけじゃなく、ぬまづの物販ブースもあったので、やっぱり心得には従っておくべきだと思いました)
… とはいえ、ステッカーやレシピに比べると「堕天使会合 特別召喚状」はシンプル。さすがにブース全てのお礼の品があのクオリティは難しいよね(笑)なんて思いながらなんとはなしにQRコードを読み込むと、
このフェスのためだけに作られたらしき、怪しい(?)会合のページに繋がりました。
イヤ、ここまでやるのか…。
■お手伝いはブースだけにあらず。野良クエストも見逃すな!
その後も浦女ちゃんたちに乞われるままにお手伝い行脚をするなか、ふと目についた不自然なアイテム。
千歌ちゃんの企画書‼
これは、もしかして落とし物では?
パンフレットに記載してあった、「落とし物を見つけたら実行委員会本部まで届けるように」という言葉に素直に従って持っていくと、その場にいた浦女ちゃんが受け取って理事長であるマリちゃんに報告してくれました。
なんとマリちゃんからの感謝のメッセージが書かれた受領書もゲット!
実はブース以外にもこういった臨時ミッション、あるいは野良クエスト的なものまで各所で仕込まれていたり、突然発生したりするようです。
こういった「困っている人を助ける」お手伝いをいっぱいこなすと、「名誉助っ人」として特別なイベントが発生するとのこと。要チェックですよ!
そうこうしているうちに、フェス準備時間の1時間があっという間に過ぎていきました。
広場に響き渡るアナウンスに従って、ステージトラックの前に助っ人さんや実行委員会の生徒たち、そしてAqoursが集合。
それぞれのブースの準備状況を報告し合い(このときの浦女たちのやりとりが、本当に学園祭開催直前の最終確認、という感じで超リアル‼)、無事すべてのブースの準備が完了していることを確認。
そしてついにAqoursたちにより、高らかにAqoursぬまづフェスの開幕が宣言されました‼
■フェス本番が無事に開幕!
ということで、ここからは「助っ人」ではなく「お客さん」として、のんびりフェスを堪能できる時間になります。
「さっきの1時間で周り切れなかったブースを見に行こ~♪」なんてウキウキで散策に繰り出そうと周りを見渡したところ、ある違和感に気が付きます。
さっきみかんを貼り付けたみかん畑に、トレイン(人力)が走っている…!?
食材を寄り分けた渡辺亭で、本当にヨキソバが提供されている…!?
そう、先ほど各ブースで我々助っ人が行っていたのは「お手伝い」。フェス本番にも同じことをやる訳がありません。つまり、各ブースで起こるイベントが準備時間/フェス本番で全て一新されるということです。
目の前に突然お出しされる、追加18ブース分の新規イベント。
明らかに供給過多です。しかし、眼前にごちそうがぶら下がっているのに食べないわけにはいきません…。じわじわと足腰に感じる筋肉痛の気配には気付かないふりをして、とにかく手あたり次第のブースを回ります。改めて事前チェックの大切さと、あと日頃の運動の大切さが身に沁みました。
そしてもちろん、注目すべきはブースだけではありません。フェスを盛り上げる催し物も開催されます。
浦女によるダンスステージやAqoursのトークショー、そして有志の担ぎ手たちによるお神輿の練り歩きも! いよいよ実在する学校の学園祭と遜色ない、いやむしろ本物の学園祭以上のものとしか思えなくなってきます。
浦の星女学院ってやっぱり実在したんだな…。
そうしてフェス本番の1時間をまた心行くまで堪能し、ついにAqoursぬまづフェスも終盤に。再び広場に響くアナウンスに従い、助っ人さんたちや浦女生たちは、今度はオープニングの会場にもなったらんらんホールに集合しました。
いよいよフェスのラスト、そしてこのイベントの一番の目玉であるAqoursによるスペシャルライブです‼
フェスの法被衣装を着た9人がらんらんホールのステージで熱唱! こちらのライブ、なんとその日ごとにセットリストが異なるとか。いつの間に撮られていたのか、今日のフェスの写真(実際に今日見かけた風景や、参加している助っ人さん達が写っている、本当に撮れたてホヤホヤの写真!)が映し出される場面も。さらに今回のテーマソングとして制作された「SUKI for you, DREAM for you!」も流れ出し、助っ人たちがペンライトや拳を掲げ、鳴りやまない拍手の中、Aqoursぬまづフェスの全行程を終えました。
Aqoursを愛する人たちによる、Aqoursを愛する人たちのための、Aqoursぬまづフェス。Aqoursと浦の星女学院生、そしてこの日この場にいた助っ人さん1人1人の行動により作り上げた、特別な物語です。
心地よい疲労感と、まだ半分夢の中にいるかのようなノスタルジックな気持ちを抱え、駅へと向かうゴンドラに揺られながらよみうりランドを後にしたのでした。
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※翌日、案の定ふくらはぎがパンパンになっていました。
心得その③ 動きやすい服と靴で行くべし。カメラやスマートフォンの充電もしっかりと。
とはいえ、どれだけ動きやすい恰好でいても、普段から運動する習慣がないと筋肉痛は免れないですね…。
しかし、ばっちりスマートフォンの充電を満タンにしていたおかげで、フェスの思い出写真がたっぷり手に入りました。しばらくはこの夢のようなフェスの思い出に浸って幸せな気持ちで過ごせそうです。
ありがとう、Aqoursぬまづフェス。
撮影:岡野伊純、平井真貴/取材:SCRAP広報