私がこの事件を解き明かす!『DETECTIVE X CASE FILE #1 御仏の殺人』体験レポート
SCRAPスタッフによる体験レポートをお届け!
公開日:2023/02/21
話題沸騰の『DETECTIVE X CASE FILE#1 御仏の殺人』、SCRAPスタッフによる体験レポートをお届け!
一体どんなゲームなのか気になっている方、購入を迷っている方はぜひご覧ください!
▼詳細はこちら
https://www.scrapmagazine.com/detectivex/
直木賞作家、道尾秀介さんとタッグを組んだ犯罪捜査ゲーム。
発売当初から予約殺到、一時は品薄状態となっていた大人気作品です!
リアルな捜査資料をもとに未解決事件の謎を解いていくというこのゲーム、一体どんな結末が待ち受けているのでしょうか。
さっそく遊んでいきますよー!
見た目からワクワクするデザインの箱。
一体ここに何が詰まっているんだろうなぁ。
とにかく大量の捜査資料!
まずは箱の中身を見てみると…
資料、多っ。
過去の未解決事件に関するルポを連載している記者から手紙が届くところから物語は始まります。
2010年に起きた、ある寺での住職殺害事件を解決に導き、連載を続けたいというのです。
ふむふむ、なんだか不穏だけどおもしろそうじゃん。
この記者、すでにかなり色々なことを調べていたようで、初手から情報の海に溺れそうになりました。
捜査協力するよ、するけど、ど、どれから読めばいい?
雑誌記事のコピーや名刺、現場の写真に怪しげな紙。
ひとつひとつのアイテムの質感がとってもリアルでたまりません。
上の写真の記事の「コピーした感」とか、作り込みが細かいよ…。
手書きで記録された資料、生々しい書き込みの跡。
本物だー! って思っちゃいます。本物見たことないんだけどね。
読み込む資料の量となにから手を付けていいかわからない状態に最初は困惑もしましたが、捜査の取り掛かりっていうのはこんな気持ちなのかもしれません。
捜査が進むにつれてさらに資料は増え続け、最終的にはこんな状態に。
机には収まりきらず、床に広げるしかないレベルです。
新しい手がかりが出てくるたびにテンション上がったなぁ。
最初のほうに得た情報が思わぬタイミングで解決の糸口になったりするので、途中で「あの情報どこで見たっけ!?」とならないように整理整頓しながら進めていくのがおすすめです◎
推理小説の中に入ってしまった
今回は事件の捜査が目的なので、A〜Fの問題を解いて回答欄を埋めてキーワードを導き出す、といったようないわゆる謎解きの要素はほとんどありません。
容疑者のアリバイを確認したり、現場の違和感を探したり。
推理小説だったら探偵がグイグイ進めてくれる部分を、自分の手で解き明かしていくような感覚です。
こんなの、全ミステリーファンの憧れでは??
この中に犯人がいるはずなんだっ…!
紙の資料だけではなく、webサイトや動画の証拠も出てきます。
その作り込みもまた凄い!
あまりの没入感に、本当にこの事件が起きてしまっているんじゃないかという気分になります。
この世界にのめり込んでしまい、フィクションだと思えなくなってくる。
ネタバレになってしまうので詳細を書くことはできませんが、予想外のアイテムが出てきたり、本当にこれ、やるの? というアクションがあったりもしました。
最後までたどり着くのに3時間以上かかりましたが、ずーっとワクワクが止まらない!
そして物語は衝撃的な展開を見せ、思わず「えぇー!?」と声が出てしまった瞬間もありました。
さっきまで自分の推理が当たっていて、私名探偵じゃん! と楽しくなってたのに…。
そんなのって…。
推理小説さながらの細かい伏線に、鳥肌が立つようなドラマチックな結末。
事件の真相にたどり着いたときには、一本の映画を見終わったかのような満足感でいっぱいに。
とっても贅沢で濃厚な体験でした。
ミステリー、推理、探偵、捜査…こういったキーワードにひとつでもピンとくる、ワクワクする方は絶対に遊んでほしいです!