『刑事コロンボ』、『古畑任三郎』、『相棒』……緻密な捜査や大胆な推理で事件の真相を解明する刑事ドラマって、魅力的ですよね。そんな刑事ドラマの主人公気分を味わえると聞いて、現場捜査ゲーム「配信者には殺せない」の先行体験会に参加してきました!
現場捜査ゲームとは、リアル脱出ゲームでおなじみのSCRAPが開発した新しい体験型イベント。刑事となった参加者が、事件現場を捜査し、推理とヒラメキで犯人を追い詰めていくゲームです。
会場で渡されるのは、警察手帳とタブレット。まずはタブレットで動画を見て、事件の概要を掴みます。犯人は、大人気動画クリエイターのユキ。でも、彼女には「被害者が殺された時間、1万人の前で生配信していた」というアリバイがあるようです。このユキがまた、「逮捕できるものならしてみなさい」といった小憎らしい態度で挑発してくるんですね。演じているのが千秋だけあって可愛い! けど憎たらしい! 絶対逮捕したい!
気分が高まったところで、アリバイを突き崩すだけの証拠を見つけるため、事件現場である倉庫へ。もちろん関係者以外立ち入り禁止ですが、警察手帳を見せれば大丈夫。警備の方は敬礼して通してくれます。これこれ、この感じが味わいたかったんだ。
クリエイターの倉庫だけあって、部屋の中には画材や絵がいっぱい。床にはヒト型の白線や痛々しい血痕も。内装のクオリティが高く、ドラマの中に入り込んだみたいでドキドキします。事件に関係がありそうなものにはナンバーが振られていて、タブレットに入力すると詳しい情報が得られ、推理の材料にできるという仕組み。大事なものを見落とさないようにしなければ……。
まずは倉庫で捜査しユキの犯行動機やトリックを推理した後は、第2の現場であるユキのアトリエを捜査します。前の部屋との違いは、現場のものに触れられること。白い手袋に手を通しあちこち探っていると、“それ”っぽくてテンションが上がります。
そうこうしているうちに、制限時間が経過。「これかな?」と思った証拠をユキに突きつけます。どうだ、ユキ!
結果は……失敗! 楽しそうに私たちをあざ笑うユキ。く、悔しい……! でも、「正解」があまりにも鮮やかだったので、興奮して思わず「あ〜〜!!(ピ——————————)だったのか!!」と大声で叫んでしまいました。外にほかの刑事さんがいるかもしれないので、これから捜査する刑事のみなさんはどんなに驚いても冷静さを保ってくださいね。そして、私たちに代わって、ユキを悔しがらせてほしい……!
そうそう、このゲーム、好きな刑事になりきって挑むのも楽しいかも、と思いました。古畑VSユキ、杉下右京VSユキ、銭形警部VSユキ、目黒警部VSユキ……。いろんな楽しみ方ができそうです。あなただけの物語を味わいに、ぜひ挑戦しに行ってください!
\9月10日よりSCRAPナゾビル吉祥寺で開催!/
「配信者には殺せない」詳しくはコチラ