どうもこんにちは、みほたんです。
みなさんは鉄道好きですか?私は…うーん、そこそこ好きかな!
現在京都では、京都鉄道博物館を舞台としたナゾトキ街歩きゲーム「京都鉄道ミステリー」が開催中。京都鉄道博物館といえば、蒸気機関車をはじめ現役を退いた車両が沢山展示されていたり、間近で鉄道の魅力や歴史に触れることが出来る鉄道ファンやお子様たちは大喜びのスポット!…と聞いております。
鉄道と謎解き…確かにワクワクするけど、これってそんなに詳しくない女子たちが行っても楽しめるのでしょうか?今回は鉄道好きレベルも謎解きレベルもそれほど…な女子3人と、せっかくなら鉄道に詳しい人に教えを請おうと鉄道ファンにも同行してもらい、京都鉄道博物館に仕掛けられた謎を解き明かしに行ってきました!
挑戦するメンバー(左から)
まっしー
小さい頃から鉄道好きで、京都鉄道博物館に来るのは2度目。今回の参加者の中で唯一、事前にサイトの練習問題(http://realdgame.jp/kyotomystery/#special)を解いてきた。
みほたん
筆者。リアル脱出ゲームとの付き合いは長いが、脱出率の高い公演でも失敗する。鉄道好きの人に会ったら「大井川鐵道に乗ったことがある」というアピールをしがち。
ミッチャン
おバカアイドル。過去3回ほどリアル脱出ゲームに参加したことがあるが、毎回「知らない間に終わっていた」らしい。
さくちゃん
とびきり鉄道が好きというわけではないが、トワイライトエクスプレスの最終運転に乗車したことがある。謎解きは好きだが得意ではない。
※今回は4人で参加しましたが「京都鉄道ミステリー」はひとりでも何人でも遊べます。
あれもこれも興味津々!なかなか謎に進めない
まずは受付をすませて、その横にあるブースでキットをゲットします!
入口へ進むと、駅のプラットホームをイメージしたプロムナードで車両たちが出迎えてくれました。
これぞ「ザ・新幹線!」って感じだな~と思って、近寄ってみるとそれもそのはず。0系21形1号車、初代新幹線でした。
じゃあさっそくなので新幹線についてのプチ情報をまっしーさんにお願いすると、
まっしー「何号車、というのは製造番号で、1号車はトップナンバーとも言われますね。初代新幹線の座席はリクライニングしなくて、進行方向によって背もたれの向きが変わるだけでした」
へ~!そうなんだ!しげしげと中を見ながらさらに奥に進むと、運転席にも座ることができました!
さらに特設フォトスポットもあるぞ!
雷鳥のボードは首から下げて自分自身が車両になれちゃうというフォトアイテム。
他にも食堂車の中で駅弁が食べられたり、どれもこれも気になる!でも、ちょっと待って、私たちまだ謎解いてなくない?
ここで改めてキットを確認すると、どうやら私たちはまだスタート地点にすら到達していなかったようです。気を取り直して本館の中へ!
鉄道の歴史に触れながら謎を解き進めよう
気合いを入れて中へ入ると圧巻!またまた車両たちがズラリ。
あっ!本物の雷鳥だ!その横の月光もレトロで可愛い!
おっと、また気を取られていたらいつまでたっても謎を解き明かすことは出来ません。キットの謎をチェックしていきましょう。
それにしても、想像以上に充実した展示の数々。情報量が半端ないです!
さくちゃん「4人いるんで、分担して解いていきましょう」
それぞれ問題を振り分けて、展示に隠されたヒントを求めて博物館内を探索します。
序盤は難なくクリア!それぞれ共有して次のステップに進みましょう~。
答えがわかったら、サイトを開いてスマホで入力!
ひと段落したので雷鳥と記念撮影タイム。
レトロな車体はなかなかフォトジェニック。
とにかく写真に収めたい一行。
続いてみんなの注目を集めたのがヘッドマーク。色んなデザインがあって可愛い!
こうやって自分の部屋の壁に飾れたら面白いだろうな~…なんて想像しながらグッズで我慢…ミュージアムショップでヘッドマーク缶バッジやマグネットを買い漁りました。
わかってますよ!まだ謎解きの途中です。
2階から見下ろすと、車両の多さにあらためてびっくり。この隅々まで謎がちりばめられています。
これが噂の、朝に乗務員さんを起こすという自動起床装置。
「関西の鉄道」コーナーでは「私の最寄り駅は阪神と近鉄が使えて便利」とか「京阪はダブルデッカーがかっこいいし、駅が綺麗」とか各々自分の推し私鉄について語らいました。
そしてテンションが上がったのはこのスケルトンの改札機!
切符が中を通っていく様子が見えるのです。
女子たちは動きを目で追うのに必死だったのですが、まっしーさんはスマホ片手に改札機を動画撮影していて鉄道ファンのスマートな記録術に感心しました。
ワイワイキャッキャしながらも、実はちゃんと謎解き中。次の謎も分担しつつ、キーワードがわかったら共有して答えに近づいていきます。
「これ、さっき見てたところじゃない?」「あ、この形見覚えある!」なんて言いながら、あっちこっち行ったり来たり。
謎を解きに行ったまま帰ってこなかったり、「わかった!」と思ったら全然解答欄に収まらなかったり、一喜一憂しながら頭を寄せ合って答えを導き出します。
いよいよ謎も大詰めか!?いくつも並ぶ線路とSLは迫力充分
こちらはまっしーさんが「行っておいた方がいいです」とお勧めするスカイテラス。京都駅から延びる沢山の線路と、青空に映える京都タワーが綺麗!
しばらく待っていると新幹線が滑り込んできました。五重の塔と同じフレームに入れるとまるでポストカード。お土産で売ってそう!
さぁまだまだ移動します!こちらは扇形車庫と転車台。
ミッチャン「トーマスみたい!」
思わずそう叫んでしまうその気持ち、めっちゃわかる。ここもなかなかのフォトジェニックポイント。この日は綺麗に晴れていて本当に気持ち良かったです!
こんな近くをSLが走ってる!乗りたい~!!…けど、ここは我慢して謎に集中!
頭と足を使って歩き回って、さらに手を動かす作業なんかもあったりして、まさに全身フル稼働の謎解き!
いよいよ最後に向かうべき場所が見えてきました…!
博物館を飛び出してラストの謎へ!
「京都鉄道ミステリー」は京都鉄道博物の中だけで完結するものではありません。次なる場所がわかった我々は博物館を出て向かいます。
「とある場所」についた我々。次の指示に従って、パネルを探したり解答欄を埋めたり、じりじりとラストに近づいている感じがあります。
しかし、あと少しというところで難航。みんなで周辺を探しまわったり、持っているものを見比べたり唸っていると…
ミッチャン「あ!これって…あれじゃない!?」
とうとう本当の最後の場所に辿りつき、頭をもうひとひねり。
そしていよいよ…!!
解けた―!!!!
無事、京都鉄道博物館と京都の街に隠された謎を解き明かすことが出来ました!
みなさん、どうだったでしょう?
さくちゃん「一日中鉄道のことに触れるのは初めてだったけど、夢中になれるんだなって思えました。京都鉄道博物館は、知っているものがあったら『私知ってる!』っていう嬉しさがあったし、逆に知らないものは『え!こんなものがあるんだ!』って感じでワクワクしました。知らないものを見るのってやっぱり楽しい!天気の良い日がオススメです!」
ミッチャン「これまで何度か謎解きゲームに参加したけど、初めて“ひらめき”を感じて爽快でした。解いてる時は謎に集中するけど、展示も気になるのが沢山あって『あとで見に来よう』って思えました。鉄道について詳しくなった気がするし、何より興味が湧いた!新しく覚えた言葉は『リニアモーターカー』です」
まっしー「京都鉄道博物館に行ったことがある人は展示を再確認しながら解けるし、初めて行く人は新しい発見を楽しみながらいけば良いかと。謎解きが終わってすぐに移動するよりも、博物館が閉館するくらいまで、全部見てから最後の場所に向かって欲しいです。薄暗くなってからでもいいぐらいです!」
この「京都鉄道ミステリー」を企画した京都鉄道博物館の職員の方にもお話を伺ったところ、
「謎解きファンも鉄道ファンも、気になるものはとりあえず触ってみたいっていう好奇心旺盛な人が多いと思います。これ何かな?って思ったらいじってみたい、そういう気持ちがすごく似ていると思います。謎解きファンの皆さんにも、鉄道の不思議さや歴史に触れてもらって楽しんでもらえたらと思います!」とおっしゃっていました。
一人でじっくり楽しむのも、友だち同士やカップル、親子でワイワイ言いながら解き進めるのも楽しいと思います。ただ、興味の赴くままに進むと半日はかかるので、いっそ朝から出かけて梅小路公園周辺も併せて丸一日楽しむつもりで行くのがオススメ!
とにかく写真撮影したくなるポイントが沢山あるので、女の子同士だと特にSNS投稿がはかどるんじゃないでしょうか?
このポスターと撮るのはちょっと違うと思うけど!
そしてぜひ食堂車で駅弁か、レストランでディーゼルカー形のパンケーキや、ドクターイエローハヤシライスを食べてアップしてくださいね~(食べられなかった)。
普段のリアル脱出ゲームや謎解きイベント終わりは、カメラフォルダがパネルだらけになるのですが、今回は普通に楽しそうな写真で溢れました。
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