遠く離れていても一緒に遊べる!リモート通信脱出『ある2つの通信基地からの脱出』体験レポート
新型リアル脱出ゲームを自宅で遊べます!
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公開日:2020/05/27
2人でビデオ通話を繋ぎながら物語を進めていくという、自宅で遊べる新しいリアル脱出ゲームが登場しました。
しかも、リアル脱出ゲーム好きで有名なサバンナの高橋さんとSCRAPの共同制作というから、期待大!
改めましてこんにちは、地下アイドル兼ライターのみほたんです!
緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ油断出来ないし、生活には沢山の制限がかかる日々。
オンライン飲みで友達とお喋りは出来るけど、もはや話すネタがなくなり「誰が一番100円ローソンに近い家に住んでいるか」とか超どうでもいいことを喋っています。
うーん、やっぱり一緒に遊びたい!何かエキサイティングなことを共有した~い!!
というわけで、この欲求を満たしてくれそうなリモート通信脱出ゲームに挑戦しました。
色んな種類のリアル脱出ゲームを経験してきましたが、リモートシステムは初めて!
一体どんな体験が出来るのでしょうか?
STORY
あなたたち2人がそれぞれ潜入したのは、
北極と南極の2箇所にある、秘密組織の通信基地。
あなたたちの目的は、この基地で行われている
恐ろしい兵器の開発を食い止めることだ。あなたたちはスマートフォンで通信を取りながら、
それぞれ基地の最奥部にたどりついた……。
しかしそのとき、大きなアラームが鳴り響く!『侵入者発見! 侵入者発見!
これよりセキュリティシステムにより両基地は閉鎖されます』
このピンチの中、あなたたちが見つけたのは、
暗号化されたセキュリティ解除マニュアル。
このマニュアルは南極基地と北極基地、
両方の情報を組み合わせることでしか、読み解くことはできないようだ……。しかし、このマニュアルには情報ジャミング加工がされており、
カメラに写して、直接仲間に見せることはできない!2人でコミュニケーションを駆使して情報を交換し、
あなたたちはこの緊急事態から脱出することができるだろうか
2人プレイ、それぞれ別のキットが到着
申し込むと、お家にキットが到着!
私の方は南極のキットです。
普段の公演では、基本的にみんな同じキットを使ってプレイしますが『ある2つの通信基地からの脱出』では2人それぞれに違うキットが届きます。
一緒にプレイする、うちのユニットメンバーであるミッチャンにも無事キットが到着。彼女は北極側です。
余談ですが先日、自分たちの配信の企画でミッチャンに「ロシアの場所はどこでしょう?」という問題を出したところ、北極海を指されて驚愕しました。
そんな彼女とたった2人で、無事ここから脱出出来るのでしょうか?
ビデオ通話を繋いでゲームスタート
今回のリモート脱出で使用するのは、ビデオ通話とメッセージのやりとりが出来る環境、そしてLINEです。
私たちはZoomを繋いで、準備OK!
「それじゃあキットあけま~す」と、何となく慣れない状況にもドキドキしながらスタート。
キットの中にはいくつかの封筒が入っていて、これらを順番に解き進めていくようです。
よ~し!!脱出成功するぞ~!!
「こちら北極基地、こちら北極基地、聞こえるか?」
ここからはお互い北極基地と南極基地に潜入した状況。
地球の端っこと端っこ同士、不安定な通信機器で繋がっている相手に呼びかけます。
「あぁ、聞こえてるぜ。こちら南極基地。」
北極基地と南極基地に潜入したエージェントとして、セリフが割り当てられているのですがこのキャラクターがなかなか楽しい!
「こちらの指示をよく聞いて動けよ。耳をかっぽじってな。」
「お前こそ足を引っ張らないように気を付けるんだな!」
さながら海外の映画に出てくるような、憎まれ口を叩きつつミッションをこなしていくバディです。
そうこうしている間に、我々2人はセキュリティシステムに引っかかり通信妨害電波にやられてしまいます。
そう!2人を繋ぐものはこのビデオ通話しかないのに、早速ビデオという大事な通信機能がダメになってしまうのです!
ここからは音声のみで通信しないといけない状況に。
キットを開けた時点で「一緒に確認できないってこんなに難しいのか!」と思っていたのですが、この状況はより一層不安になります。
相手からは「え、これどういうこと!?」「なんじゃこれ!」という声が聞こえてきて、不安を通り越して「自分は落ち着かないと!」という気持ちにさせられました。
うろたえても仕方ない!
まずは状況把握です。
慌てず慎重に、声だけでコミュニケーションをとります。
しかしやっぱりこれが難しい!
「いい感じになってるよ」
「いい感じじゃわからんよ!」
「○○で見るような××みたい?」
「う~ん、むにゃ~ってなってる」
「だからそれじゃわからんねん!」
正直ですね、いつもの会場で参加するリアル脱出ゲームだったら最初の問題なんて「はい出来た!」「こっちも出来た!」「はい次々!」みたいなスピード感ないです。
これが全然違うんです!
STEP1の問題から、悪戦苦闘。リアル脱出ゲームで大切とされる『情報共有』をするだけで一苦労なんですよね~。
しかし!それじゃあドン詰まりじゃんって絶望することなかれ。
ちゃんとヒントページがあるのです!
なんとか2人の持っている情報を合わせて無事突破!
なんと最初のステップを突破するのに40分もかかってしまいました。
でも絶望することなかれパート2!
この公演は時間制限がありません!焦らずいくぞ~!!
次に進んだ時の喜びが大きい!
しかし、せっかく次のステップに進んで安堵したのもつかの間、さらに情報手段が制限されて……
再びミッチャンからの「やだ~!!ふあ~ん!!」という悲鳴を最後に、そっとミュート……。
限られた中で、どれだけ相手に正確な情報を伝えられるか……そしてミスをした時に気づけるかどうか……そういうことが大切になってきます。
お互い通信が断絶した状況で待つこと数十分。
南極でしばしの孤独を味わいます。
そして無事、北極側の謎も解けたらしく通信が復活!
久しぶりにお互いの顔が見られて、思わず心からの笑顔が溢れてしまいました。
ビデオ通話が繋がって、相手の顔が見れた時にここまで嬉しく思ったのは初めてです!
そんなことを繰り返しながら焦ったり、笑顔になったり、途中「南極で一人、こんなことをするとは……」というシーンがあったり、また孤独になったり、
音声だけで相手から「なんじゃいこれ~!!」と聞こえてきたり、ひたすら北極側に応援の念を送ったり……
そうこうして、2人のヒントを合わせて何とか最後のキーワードまで辿りつき……
「よしいくぞ!」
「これで終わりだ!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
無事、脱出成功~!!!
感想
初めてのリモート脱出どうだった?
別々になって一人で謎解きをするのは不安だったけど、その分責任感を持って取り組めた。人任せじゃなくて、問題に真剣に向き合えた!
めっちゃ真面目やん!確かに自分だけが進んで助けてあげられないのは不安だったけど、次のステップで合流できた時に「一人でここまで来たのか!偉いぞ!」って気持ちになったなぁ。
他のリアル脱出ゲームに参加した時は気づいたら終わってた……みたいなこともあるから!
普段ぼんやりしてそうなミッチャンが 、文字を伝えるために「ダルマのダ!」みたいなことを急に言い出して、ちょっと感動と笑いがこみ上げちゃった。
だって正確に伝えないと!と思って。
音声だけ、ビデオだけ、っていうのがここまでもどかしいのか!と思ったよね~。その分、次のステップに進んだ時の喜びが大きかった!
2人で協力して繋がった感じが実感できて。
うんうん、離れているけど、離れている感覚はなかった。
同時にプレイして、同じゴールを目指していたから、逆に距離が近く思えた!
いい時間の共有が出来ました!難しかったけど楽しかった~!
外出自粛期間で、アニメを見たり読書をしたり1人でお家で遊べることは色々あったけど、こうやって「2人だけでやる遊び」っていうのが新鮮で面白かったです。
2人で世界観を共有するっていうレア感!
ちなみに私たちはZoomでやりましたが、毎日のようにZoomを使っているくせに何故かこの日はなかなか繋げなくてスタート前に苦戦してしまったので、LINEのビデオ通話で気軽に~っていうのもオススメです。
LINEのビデオ通話は繋ぎながらでもちゃんとメッセージのやりとりは出来るので!
(ビデオ通話のやり方がわからない!って理由でオンラインで遊べない話をたまに聞く……)
私たちがゴールまでにかかった時間は約2時間!
何人かでペアを作って競争したり、そのあと集まって感想を言いあいながらオンライン飲み!なんて1日にしても楽しそう。
色んなものが制限される中で、改めて「繋がる」という喜びと、同じ遊びを一緒に出来る楽しさを感じられました。
是非このワクワクを皆さんも仲間と一緒に共有してみてください!
リモート通信脱出ゲーム「ある2つの通信基地からの脱出」
詳細・購入はこちら!
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