SCRAPマガジン、リニューアル!
これまでの弊社の歩みを振り返ってみる
公開日:2016/07/04
ごきげんよう。
株式会社SCRAPは先月6月2日、8周年を迎えることができました。
これもひとえに、いつも応援してくださるみなさまのおかげです。
2004年に京都のローカルなフリーペーパー制作から始まった弊社ですが、
2007年にリアル脱出ゲームを始めたのをきっかけに2008年株式会社化。
そこから、8年。
時の経つのは早いものです。
銀座のキャバレーで行った3周年記念パーティが、ついこないだのよう。
ZEPP TOKYOの5周年記念パーティなんて、もう昨日にも思えます。
さて、今年8周年記念のパーティは行いませんでしたが、
これを期にサイト「SCRAPマガジン」をリニューアルすることにしました。
思えばフリーペーパーを休刊したのが2012年。
なのにずっとサイトでは「フリーペーパーSCRAP/京都全域で配布中」と表明していました。
実情は、ご存じの通りイベント企画制作がメインの会社ですので、
それに合わせた形でイベントやお知らせが見やすいサイトにした、というわけです。
とはいえ、フリーペーパーの精神を忘れたわけではありません。
リニューアルしたSCRAPマガジンでは、いろいろなおもしろ記事を載せていきます。
フリーペーパーではかつて「FAX特集」とか「これまでやらなかったことをやってみよう特集」とか、「上手な終わらせ方特集」とかやっていたぐらいですから、ポテンシャル無限大。
「こんな記事を作ってほしい」とか「SCRAPにこんなことが聞きたい」
みたいなリクエストがあれば、ぜひご意見をお寄せくださいね!
さてさて。
早速ですが8周年ということで、弊社の歩みを振り返る記事をお送りします。
今年から時代をさかのぼって見ていきましょう。
代表加藤隆生の次にSCRAPをよく知る人間、現サンフランシスコ支社に赴任しているかわかたたまみのコメント付きです。
2014~2016 大型イベント目白押し
【2016年】(8周年)
(C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
・「下北沢ナゾビル」オープン
・「後楽園ヒミツキチオブスクラップ」オープン
・過去最大規模の公演『竜王迷宮からの脱出』開催
・出版部門「SCRAP出版」設立
→ここ最近のトピックです。『竜王迷宮』はSCRAPの1つの頂点と言えるでしょう。
SCRAP出版に関しては別の記事もあるのでご覧ください。
「下北にお店をオープンして、サブカルチャー街道まっしぐら。『竜王迷宮』はすごいの一言につきる、感無量な現場でした。そして出版部門! ゲームをディレクションしてても思うのですが、やっぱり私たちの根幹はここかと!」(たまみ)
【2015年】(7周年)
・「ナゾ・コンプレックス名古屋」オープン
・謎夏キャンペーン開催
・3DSソフト『超破壊計画からの脱出』リリース
・『ある映画館からの脱出』開催
・大阪支社設立
→これらも記憶に新しいのではないでしょうか。
大型イベントばかりの「謎夏」は今考えてもすごかった……。
「この年の年末から、わたくしはサンフランシスコに赴任になりました」(たまみ)
【2014年】(6周年)
・本社を東京都渋谷区に移転
・宮古島全域を使った『封印された島からの脱出』開催
・実験型イベントスペース「道玄坂ヒミツキチラボ」オープン
・全国7カ所にてスタジアムツアー『ある城塞都市からの脱出』開催
・「大阪ヒミツキチオブスクラップ」「大阪ナゾビル」オープン
・全国遊園地ツアー『夜の遊園地からの脱出』開催
・東京メトロとのコラボ『地下謎への招待状』開催
→わずか6年のキャリアでついにスタジアムツアーを敢行。
各都市にアジトやヒミツキチなど店舗を増やしたのもこのころです。
「『城塞都市』はこのあと、シンガポールとアメリカにも続くワールドツアーに。ヒミツキチラボでは、吉村が実験室長になってイキイキし出します。本社移転は2014年かあ。もっと前な気がしてました」(たまみ)
2011~2013 日本全国、そして海外へ
【2013年】(5周年)
・TBSにて『リアル脱出ゲームTV』放映
・ナゾトキネマ『マダム・マーマレードの異常な謎』上映
・「リアル脱出ゲームセンター」スタート
・全国のカラオケ店にて「謎カラ」スタート
・複数の謎解きルームを備えた「渋谷ナゾビル」オープン
・3000人規模の公演『巨大神殿からの脱出』開催
→映画からテレビ、カラオケ、ゲームセンターまで、さまざまなメディアに進出した年。
『巨大神殿からの脱出』はギネス記録の認定を受けました。
「『リアル脱出ゲームTV』は京都のスタッフを集めてプレイしてました。ナゾビルもできて、SCRAPに物件探しブーム到来。『巨大神殿』は3000人をどうさばくか、延々考えていましたね」(たまみ)
【2012年】(4周年)
・初の全国ZEPPツアー『月面基地からの脱出』開催
・『人狼村からの脱出』『からくり館からの脱出』全国ツアー開催
・原宿に常設店舗「原宿ヒミツキチオブスクラップ」オープン
・初の書籍『脱出ゲームブック 人狼村からの脱出』刊行
・アプリゲーム『人狼村からの脱出』発表
・Web上のリアル脱出ゲーム「REGAME」開催
・フリーペーパー休刊
・SCRAP GOODS SHOP開店
・アメリカ・サンフランシスコ支社設立
→20以上もの都市で全国ツアーを始めたのはこの年から。
書籍やアプリ、Webでもヒット企画を生みました。
「自分が手がけた公演がより多くの人に遊んでもらえる全国ツアーという仕組みができたのはうれしかった。フリーペーパーは今も、“ちょっとお休み”なつもりです。しかしまさか、自分がサンフランシスコ勤務になる日が来るとは!」(たまみ)
【2011年】(3周年)
・SCRAPファンクラブ「少年探偵SCRAP団」開設
・謎解きGPSパズルゲーム『東京迷宮パズル』開催
・東京ドームにて『あるドームからの脱出』開催
・リアルゲームブック『ネコ男爵からの招待状』開催
・エヴァンゲリオンとのコラボ『ある使徒からの脱出』
・初の常設店舗「アジトオブスクラップ東新宿GUNKAN」オープン
・京都にてSCRAPフェス開催(7月)
・上海にて初の海外公演『人狼村からの脱出』開催
→大型キャパよりの企画を作る一方で、少人数制の常設店舗を開店。
海外公演はこの後、欧米やアジアで広く展開されていきます。
「ファンクラブは応募が殺到してうれしかった。東京ドームのときは同タイミングで神戸で別のイベントをしていて、会社のメインストリームから外れてさみしかった気持ち。アジトは気が付いたらできてた! あとは“海外”の2文字がSCRAPにやってきた!」(たまみ)
2008~2010 リアル脱出ゲームの勃興
【2010年】(2周年)
・横浜にて『廃倉庫からの脱出』開催
・HEPP HALL第4弾『ある飛行機からの脱出』開催
・京都の元学校で『夜の学校からの脱出』開催
・キャパ1000人規模の『夜の遊園地からの脱出』開催
・神宮球場にて『あるスタジアムからの脱出』開催
→サブカル系のロマンチック理数ナイト、スパイ小作戦などを行いつつも、
リアル脱出ゲームでは倉庫、遊園地、野球場と、徐々に規模を拡大しました。
「『夜の遊園地』は1000人がどれくらいなのか分からなくて、とにかく考えつくこと全部準備しました」(たまみ)
【2009年】(1周年)
・初のリアル脱出ゲーム東京公演『廃校の教室からの脱出』開催
・リアルRPG『ひきこもり勇者と4つの扉』開催
・東京公演第2弾『図工室からの脱出』開催
・元小学校校舎を利用した『終わらない学級会からの脱出』開催
・『HEPP HALLからの脱出3』開催
→ここから満を持して本格的に東京進出を果たしました。
フリーペーパーは失恋特集、あそび特集、宝探し特集ほか充実。
「東京公演では片道8時間かけて、京都から車で乗り込みましたね」(たまみ)
【2008年】(会社誕生!)
・京都に株式会社SCRAP設立
・京都音博にて『京都1000人の宝探し大会』開催
・『HEPP HALLからの脱出1、2』開催
→イベントが増えてくるにつれ取引先も増え、株式会社化。
フリーペーパー4周年記念号の特集は「株式会社のつくりかた」。
「イベントの景品を“株”にしようとして税理士さんに止められた思い出!」(たまみ)
……とまあ、駆け足で8年間を振り返ってみました。
こうして見ると、濃い歴史だ!と自画自賛したくもなります。
あなたはどこの時点からSCRAPをご存じでしたか?
熱いファンの方は、「あのイベントがない」「このトピックがないじゃないか」なんて思うかもしれません。
10周年のときには、総ざらえしてアーカイブ化したいですね!
ともあれ、2008年から怒濤の日々を送っている弊社は、まだまだ走り続けます。
今後とも変わらぬご支援、ご声援のほどお願いいたします。
ときどきはこの「SCRAPマガジン」を見にきてください。
最後にささやかなお礼として、謎を置いておきます。
どうぞお収めください。
アディオス!
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どうしても謎が解けない方はこちらを読んでくださいね。