—みなさんこんにちは。SCRAP GOODS SHOPだよ!
一昨日、9月27日に突如告知解禁された新商品「ステッカーマップ」のこと、知ってますか?
このステッカーマップ、「シール帳」なのに遊べちゃうっていう素敵グッズなんです!
それでもなんだかよく分からないって?
そんな声もあるかと思って、今日は、この商品を開発した2人に話を聞きながら、実際にバトルしてもらっちゃおうって記事です。どうぞステッカーマップについて詳しくなりつつ、発売日を楽しみにしちゃってください!
—まずは自己紹介をお願いします!
朝戸「こんにちは。僕は京都でタンサン株式会社っていう、アナログゲームに関する設計やデザインの会社をやっています。今回のステッカーマップのゲームを作ったり、デザインを起こしたりしました」
足立「こんにちは! SCRAPの足立です! わたしはグッズにまつわるコンテンツ制作を主な仕事としています。朝戸さんには、去年のカードゲーム販売のときグラフィックデザインをお願いしたので、今回のステッカーマップもお願いしました。2度目のタッグです!」
—今日はよろしくお願いします! じゃあ、さっそく戦ってもらいましょう!
1、 準備をする
—ところでこのゲーム、一言でいうとどんなゲームなんですか?
足立「えーと、2人対戦専用の、ジリジリしたゲームです。交互にコマを進めていき、相手のライフを0にするか、自分が先にゴールするかしたら勝利です。プレイ感としては、何手も先を読んでいく、将棋とかチェスが近いかもしれませんね!」
—なるほど。分かりやすいですね。では、準備するものはなにがありますか?
足立「よくぞ聞いてくれました! このステッカーマップとステッカーがあれば、あとは……こんな、コマになる物が2つあればそれでオッケーです!」
—まじすか!? これ……ステッカーの台紙のゴミじゃあ……。
2、 ステッカーを貼る
足立「まずステッカーマップにステッカーを貼ります。ほんとはちょっとずつ強くなってくんですけどね……。今日は一気に貼っちゃいます。朝戸さん、何枚貼りますか?」
朝戸「枚数を揃えますか……じゃあ、7枚で!」
—枚数が大事なんですか?
朝戸「大事ですよ! 0枚と12枚なら、まぁ0枚の方は勝てません。枚数だけじゃなくて、貼る場所も、ステッカーの種類も大事です!」
—種類!?
足立「簡単に言うと、防御タイプの成功ステッカー、攻撃タイプの失敗ステッカー、何が起こるかわからないアジトステッカーの3種があります。それとマスの効果を組み合わせて、自分だけのデッキを作るんです!」
—ふ、深い……。
朝戸「じゃあ、デッキを組む時間としましょうか。もちろん戦術をばらさないためにも、お互い隠して貼りましょうね」
—10分経過
足立「できたー!」
朝戸「僕も大丈夫ですよ。では……オープン!」
3、 戦う
朝戸「本当は、枚数が少ない方が先攻なんですよ。今日は枚数が同じなので、じゃんけんで先攻を決めます。先攻が有利なので」
足立「じゃあ、勝ったわたしからですね! どのくらい進もうかな……」
足立「……」
朝戸「……」
—結構、真剣勝負ですね。
朝戸「そうですよー! これは僕の持論なんですけど、2人でやるってだけで、ゲームはシリアスになるなっていうのがあって」
足立「逆に、大人数になるだけで、ワイワイパーティみたいなゲームになったりしますしね。シリアスなゲームは大人数ではやりにくい」
朝戸「だからこのゲームも、初めから真っ向バトルみたいなものにしようと思ってました」
足立「相手がどこにどんなステッカー貼ってるかも全部見えますもんね。じっくり考えて、一歩一歩進むゲームです」
4、 たたえあう
—そんなわけで、勝者は、朝戸さん!
足立「やられたーー!!!!!!」
朝戸「やった! いやー足立さんそこに失敗ステッカー貼ってるでしょ。だからそれを回避するのに体力を温存してたんですよ」
足立「くっそーーーー。やっぱここのコーナーがキモですよね。くやしい〜〜」
朝戸「じゃあサインをおねがいしまーす」
足立「朝戸さんに負けました……」
5、 話を聞く
—どうしてこの商品を作ることにしたんですか?
足立「そもそも、以前から『せっかくステッカーを買っても貼るところがない』という声はたくさんいただいていて、ステッカーを貼るものも出したいな、とは思っていたんですよ。で、会社の名前がスクラップだから、まさに公演の記録をつけたり半券を貼ったりしやすいガイドラインも全部引いてある『スクラップブック』を出したいなって。……で、いざ作ろう! って思ってみると……そんなの買うかなあ? っていう疑問の方が大きくなっちゃったんです。だって、そんなチマチマしたのやれる人は、そんなの買わなくても自分でオリジナルのスクラップブックが作れるはずなんですよ。ズボラなわたしたちが欲しいのはそんな商品じゃない、ただ貼るだけで絵になるそんなステキな商品なんだ!! と、そう思ったわけです。そこで、去年カードゲームを作ったときにお世話になったタンサンさんにお願いしようと」
朝戸「そうですね。最初は、貼るだけでちゃんと絵になるように……たしか、石板に魔法石(ステッカー)を集める、みたいなデザインにして欲しいって依頼だった気がします」
足立「でも朝戸さんから上がってきた1回目のラフ画に、もうゲームがくっついてたんですよ(笑) これなんなんですか? こんな大変なことするんですか? って聞いて(笑)」
朝戸「だってステッカー帳を作ることを考えたときに、僕だったら、せっかくコレクションするなら人に自慢したいって思ったんですよ。単に収納に便利なステッカー帳だったら、人に見せる機会がないでしょう。だから盤面を使ったゲームにしちゃえば、自然にお互いにステッカーを見せ合えるし、そこから話がはずむんじゃないかなって思ったんです。……そこからここまで作るのが、本当に大変だったんですけど(苦笑)」
足立「いや、それ聞いて、めちゃくちゃいいアイデアだなと思って。いまステッカーを貼ってくださってる方って、結構クリップボードに貼ってると思うんですけど、あれも、やっぱり『自分の戦歴を人に見せられる』効果があることだと思うんですよね。でも人のクリップボードをまじまじ見る機会なんてないわけだし。ステッカーを貼るところによって、全然違う自分だけのデッキが組めたら最高のステッカー帳が作れるなって思ったんです」
朝戸「そうそう。貼るステッカーによって効果も違って……例えば成功ステッカーばかりだと守りの試合になるし、失敗ステッカーが多いと攻めの試合になるんです」
足立「このステッカーマップを何枚か買って、何種類かデッキを組むのも面白いと思います。一度貼ったら剥がせない紙になってます。大事にデッキを組んでほしいです」
朝戸「僕のオススメの方法は、友達どうしで一緒に公演に参加して、同じステッカーを買う。……だけどお互いに貼るところは内緒にして……帰ってからデュエル! 一緒にレベルアップして、違うパラメータ振りして戦って、困難を乗り越えてまた強くなる! みたいな」
—ゲームをしなくてもいいんですよね?
足立「もちろんです! 最初の案通り、ステッカーが貼られて初めて絵になるように、セピアっぽい色合いにしてるんです。今日はじめてステッカーを貼ってみて、いいなあ、綺麗だなあって思いました。どこの枠も、アジトステッカー、成功失敗ステッカーどっちもぴったり貼れるようにガイドラインが2種類引いてあるし」
朝戸「絵の上にステッカーを貼るのがいやだって方もいると思います。でもこの絵は、悪いモンスターっていうか……力を封印してる番人みたいなやつらなんです。行った公演に対応して、例えば『ドラキュラ城』に参加して、『俺は今回愛の謎を解いたな〜!』って思ったら、該当するマスのモンスターを倒して、そこに公演ステッカーを貼ってほしいんです。ダンジョンをクリアした証みたいな。そうやって思い出を敷き詰めていってほしいんです」
足立「それで、誰かとまた会ってデュエルする。終わったら、こうやって『その公演成功したんだ!』とか『やっぱここにそのステッカー貼っちゃうよな』とか、たくさんお話してほしい」
朝戸「このステッカーマップを持つことが、新しい友達や楽しみが増えるきっかけになったら本当に嬉しいですね!」
—お話ありがとうございます!
6、 じゃあ、買っちゃう?
足立「そんなステッカーマップですが、明日30日から全国店舗や通販、遊園地ツアー会場、そしてなにより『東京ドームダンジョンからの脱出』で購入することができます」
朝戸「急な宣伝(笑)。マップ面もなかなか面白く作りました。チョイ謎つきで、『店舗が多い地域が拡大している、ここにしかない地図』を作っちゃいました」
足立「各店舗のQRコードも付いています。遠征の際にお役立てください。スタンプラリーもできるようになっています。他にもちょっとした遊び心が至るところに潜んでいます。まずはステッカーを貼る前に、じっくり見てほしいですね」
朝戸「詰め込みましたね〜」
足立「詰め込みました! 是非ご購入ください!」
朝戸「よろしくおねがいしま〜す!」
※10月3日でアジト鹿児島は閉店いたしますが、閉店後も九州のアジトで鹿児島店のスタンプも捺せるように進行中です※
≪商品仕様≫
商品名:ステッカーマップ
発売日:9月30日(金)
価 格:500円(税込)
仕 様:Zカード仕様
内 容:【表面】ゲームも楽しめるステッカー帳
【裏面】店舗で遊んだよ!記念スタンプマップ
もっと詳しくルールを知りたい方はコチラ!