ごきげんよう。SCRAPはすぬまです。
前回はリアル脱出ゲーム10周年記念本「「リアル脱出ゲームのすべて」を読んで」前編でしたので、今回は後編です。
私が愛してやまない少女時代も同じくデビュー10周年のタイミングでアルバムを出すことが決定しまして毎日ソワソワしています。少女時代は8月5日がデビュー日ですよ!
さて、後編も本のもくじに沿って、わたしの思い出を交えてお届け。
(前編よりだいぶ多めに交えておきました)
■リアル脱出ゲーム 超カルトクイズ50
なかなかの難問が並んでいます。実際にやってみました。38問正解。
(うち4問は惜しかったので勝手に0.5問でカウントしました)
同い年の社員すがわらも挑戦したところ39問正解。SCRAP社内平均は30問くらいなんじゃなかろうかと思います。
ちなみにSCRAPでは1987年生まれ(華の87年組)が結構人数多くて幅を利かせています。クレイジー世代とも呼ばれています。
■ドキュメント「謎解きの宴」
こちらの筆者も同い年、華の87年生まれのみほたんです。彼女とは一緒に「土偶作り合コン」に行ったことがあります。
リアル脱出ゲーム黎明期のエモい話が書かれているので是非ご覧あれ。過去の資料や、代表加藤が酔いながら送ったであろうメールまで残っているのがすごい。もはや恐怖。
「リアル脱出ゲームが生まれるきっかけになった女子大生」こと「松ポジさん」の貴重な証言が掲載されています。彼女はとてもポジティブな松本さんなので「松ポジ」という素晴らしいあだ名で、名付け親のネーミングセンスも最高ながら、最高のポジティブマインドをお持ちです。
当時とあるSCRAPスタッフが「初めて出来た彼氏と別れんだよ〜(涙)」と話していたところ、周りの他のスタッフは「次はいい男見つかるよ」とか「どんまい」とか励ます中、松ポジさんだけは「ってことは、元彼が出来たってことじゃない!? すごいね! 」と声を掛けたそうです。スーパーポジティブ。
■ディレクターインタビュー
弊社のコンテンツを作っている人々です。ディレクターによって作品(リアル脱出ゲーム)の色が違うので、通の方は違いを味わうらしい。
1人ずつのリアル脱出ゲームへの思いや取り組み方が載っています。私からは各ディレクターを一言で紹介します。
【かわかたたまみ】プライベートも仕事でも懐の深さがハンパない大先輩。
【西澤匠】きっといつか出馬するんじゃないかってくらい出来た子。
【吉村さおり】前述の松ポジさんから「元彼できて良かったね」と言われたのがこの方です。
【染川央】クレイジー世代(華の87年組)の代表とも言える、小さな巨人。
■スタッフインタビュー
コンテンツだけじゃイベントは成立しないんです。ここに載っていないセクションの仕事もたくさんあります。ということでこれまた私からの一言で各セクションのスタッフの紹介。
【飯田仁一郎】めちゃめちゃタフ。人生で蚊に2回しか刺されたことがないと豪語している。
【井家竜馬】入社当時、私が30歳まで独身だったら娶ってくれるって無理に約束させられた方。
【伊藤忠之】背が高くて圧迫感があると思いきや、話し方や雰囲気が柔和で癒しの存在。
【高橋ヒロキ】最近はスプラトゥーンとバチェラージャパンにダダはまりなさってる。
■あるアジトの1日
私にはアジトスタッフは絶対に出来ないので、店舗を守ってくれているスタッフには日々感謝です。
公演終了後の荒れた部屋をし直す作業が地味で大変なんですよ。「エスケープ博士からの挑戦状」で、バリ・マイアミ・ニューヨークをゲーム中瞬時に転換しないといけないという作業があったのですが、これはスタッフからの嫌われナンバーワン公演です。
■描き下ろし漫画「加藤隆生からの脱出」
小山健さんがこの本のためだけに描いてくださいましたよ! やったね。
1点気になったのは、SCRAP本社のイラストを描いてくださったのですが、あんなにでかくないです。あんなにメカちっくな秘密基地みたいな外観してないです。ただの元音楽学校の地上3階地下1階建てです……。
■脱出率が上がる! 堺谷光の謎解き講座
初版特典のステッカーにもなったでお馴染みの謎界の貴公子・堺谷光の登場です。
堺谷はちょっとした謎の作成をお願いすると、問題をメールで送ってくる際に答えを一緒に書いてくれないんですよね。「ほら、1回解いてごらんよ」的な。こちとら解く気さらさらないんで、答えを聞くんですが、聞いてもすぐには教えてくれないんですよ。解き方のヒントは教えてくれるんだけど、こちとら解く気さらさらないから困っちゃう。
■リアル脱出ゲーム用語集
「ありがとろす」「開門の儀」「六角レンチ」がお気に入り。
「む」「ほ」の用語を見つけるのが大変だったそうな。
以上、「「リアル脱出ゲームのすべて」を読んで」でした。感想というかしょうもない話を繰り広げただけというか……。
とにかくファン必携の1冊になっていますので、あなたの本棚にも追加してあげてくださいね。
前回の記事で、「8月末で退社するから次回が最終回」とお伝えしましたがもう1回だけ更新させてください。
次回SCRAPわくわく通信 本当の最終回「さようならSCRAP」です。おたのしみに!?