【星降る夜と3つ目の殺人】謎付きクリアファイル 試験問題3
「柵を倒し転落した」のであれば、頭や背中も同様に強打しているべきであるが、特に強打しているのは「腰」だけ、つまり、腰を最も強く打ち付けており、腰から落ちたようである。
腰から地面にぶつかったということは、被害者は抱きかかえられて、ベランダから投げられたと考えられるのではないか。
となると、この事件はやはり自殺ではなく殺人事件だと考えるのが妥当だろう。
しかし、報告書には、「スタッフや入居者の中に、死亡推定時刻に死亡者と接触した人物はいない」と書かれており、殺人事件だと考えるのであれば、まずは容疑者を探す必要がある。
【問3】
この事件の容疑者を浮き彫りにするため、「犯行可能時刻」を絞り込もう。
①まずは、『資料A』を埋め、第一発見者に話を聞こう。
また、あらゆる証言を集めるために『資料B』の活用も必要だ。
②次に、『資料C』からわかる、「死亡推定時刻」と「死体発見時刻」、屋上が無人だった時間帯から「犯行可能時刻」を絞り込もう。
③最後に、犯人が犯行に及んだであろう時間帯を特定し、リストから選択しよう。
※『資料A』の「ヨコ1」「ヨコ5」は証言や資料の謎を解いて、わかる情報を埋めるとおのずとわかるようになっている。
※なお、『資料C』は一筆書きでたどること。
【犯行可能時刻リスト】
01(ぜろいち):15:30~16:00
02(ぜろに)::15:50-16:15
03(ぜろさん):16:00~16:30
04(ぜろよん):16:30~17:00
05:(ぜろご):17:00~18:00
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ヒント1
まずは『資料A』を埋めよう。
必ず証言を聞けばわかる情報だ。
「いとこ」の苗字は被害者と同じ曽山、名前は、『資料B』を活用して割り出そう。
ヒント2
『資料C』でわかる「死亡推定時刻」と「遺体発見時刻」の間は、1時間だ。
ヒント3
第一発見者である「おくすかしん」に話を聞くと、屋上が無人だった時刻がわかる。
屋上にあったペンキはひとりでに落ちるはずのない場所に置かれていたことから、ペンキは犯人が遺体に意図的にかけた可能性が高い。
つまり、屋上に人が戻ってくるまでに、ペンキをかけて現場を立ち去っている必要があり、それが「犯行可能時刻」である。