「星降る夜と3つ目の殺人」2/5の謎
このたびは、「星降る夜と3つ目の殺人」にご参加いただき、まことにありがとうございます。
こちらは2/5の謎の解答入力/ヒントページです。
この謎は殺人鬼「A」が作った謎のため、非常に理不尽でかなり難易度が高いものとなっています。
そのため、ヒントを見ながらのチャレンジがおすすめです。
大塚の解法・殺人鬼「A」の解法それぞれの正しい選択肢を選んで該当の数字をご入力ください。
01(ぜろいち): 日時 9月30日23時15分 / 場所 蘭美公園
02(ぜろに): 日時 10月1日23時15分 / 場所 ワクワクいぬ公園
03(ぜろさん): 日時 10月1日23時15分 / 場所 蘭美公園
04(ぜろよん): 日時 9月30日23時10分 / 場所 亜田公園
05(ぜろご): 日時 10月1日23時10分 / 場所 蘭美公園
大塚の解法
左側の盤面①
「/」や「:」の記号と、デジタル数字を連想させる点線のマスがあることから、「/」が日付、「:」が時間を表していると推理できます。その上で、点線のマスに線を引いてデジタル数字を完成させることができれば、「”月”/”日”」「”時”:”分”」を導き出せることがわかります。
左側の盤面②
それぞれのマスに描かれた図形に注目しましょう。デジタル数字を完成させるために、”同じ図形の周りには同じ線が引かれる”というルールがあると想定します。すると、確定できる箇所をいくつか見つけることができます。まずは、”月”の十の位です。”月”は01月~12月しかないため、ここに当てはまる数字は「0」か「1」しかあり得ません。また、上下の図形はそれぞれ形が異なります。もし、「1」であるならば、上下で同じ図形が入るはずなので、ここは「0」が正しいと判明します。
左側の盤面③
「左側の盤面②」のヒントから、”正方形が2つ重なった図形”と”六角形のような図形”の場合は、どのように線を引くか判明しました。同様に、他に確定できる箇所がないか探してみましょう。合計で7つ描かれている”先端が尖った五角形”に注目しましょう。
左側の盤面④
”先端が尖った五角形”は、”六角形が斜めに重なったような図形”と上下を入れ替えても数字が成立するようです(”時”の十の位、”分”の一の位)。デジタル数字の表記で、上下を入れ替えても成立する数字は「2」と「5」の組み合わせしかありません。つまり、”先端が尖った五角形”と”六角形が斜めに重なったような図形”は、カタカナの”コ”の字のように線を引くか、それを左右反転させたように線を引くかのどちらかしかあり得ません。
左側の盤面⑤
「左側の盤面④」のヒントに加えて、”日”の十の位に注目すると、”先端が尖った五角形”が上下で並んでも数字が成立するようです。つまり、”先端が尖った五角形”は”コ”の字に線を引くことがわかります。また、それと同時に、”六角形が斜めに重なったような図形”は、”コ”の字を左右反転させたように線を引くことが分かります。残りは、”矢印が二つ重なった図形”と”アーチ型の図形”のみです。”矢印が二つ重なった図形”について考えてみましょう。
左側の盤面⑥
下のマスに”コ”の字に線が引かれることから、ここは四辺全てに線を引いて「9」になると確定できます。また、”アーチ型の図形”は、上下で同じ線で構成される数字が「1」しか残っていないため、右の辺に線を引くということが分かります。つまり、犯行予告日時は『09月30日23時15分』となります。
右側の盤面①
書かれているアルファベットのいくつかには、”線で囲まれている箇所”があることがわかります。左側の盤面に存在するルールを、右側の盤面に適用することはできないでしょうか。
右側の盤面②
B、M、D、Gは”線で囲まれている箇所”がそれぞれ1箇所あります。次に、左側の盤面に注目しましょう。”アーチ型の図形”も”線で囲まれている箇所”が1箇所あります。つまり、4つのアルファベットに、”アーチ型の図形”と同様に”右の辺に線を引く”というルールを適用すると、何かわかるのではないでしょうか。
右側の盤面③
実際に線を引いてみましょう。次に注目するべき点は、アルファベットの配置です。LとMはアルファベットの順番で続いており、盤面の中でも隣り合っています。JとLも同様に、一マス空けて近くに存在しています。このことから、AからZまでアルファベット順に埋めていけばいいとわかります。
右側の盤面④
実際に、AからZまでアルファベット順に埋めてみましょう。一筆書きの要領で埋めていくと、先ほど引いた線は”壁”を表していることに気付けるはずです。アルファベットの順番が近いところや”壁”があって通れないところを考慮し、確定しやすいところから埋めていくことがコツです。
右側の盤面⑤
B、Dの間にCを入れて、かつDの横に”壁”があるので、Dの下にEを入れることが確定します。同様の理屈で、Lの下にKが入ります。また、D、Gの間にはE、Fが入らないといけないので、2マス必要です。加えて、D、Gを最短距離で結んだときが2マスですので、ここに上からE、Fと入ります。同様の理屈で、Jの右にI、Hと入ります。
右側の盤面⑥
Aは、Bの上か左にしか置けません。しかし、上に配置してしまうと、Uに繋げることが不可能になります。よって、Bの左にAが入るとわかります。また、M以降はこれまでの考え方から埋めていくことができます。
右側の盤面⑦
最終的に、画像のように埋めることができます。矢印の先の文字を上から拾っていくと犯行場所が判明します。犯行場所は、「RANMI(蘭美)」となります。
殺人鬼「A」の解法
本当の解き方①
実は、この謎には殺人鬼「A」が意図した本当の解き方があります。改めて、ルールについてよく考えてみましょう。大塚の解法で、右の盤面のアルファベットにも左の盤面と同じルールが適用できることを考えると、本当のルールは”同じ図形のところには、同じ線を引く”ではなく、”線で囲まれているエリアの個数が同じところには、同じ線を引く”が正しいルールだと考えることができます。
本当の解き方②
本当の解き方①のヒントの、”線で囲まれているエリアの個数が同じところには、同じ線を引く”というルールを踏まえて、左側の盤面にある図形をよく見てみましょう。これまでは同じ形の図形はすべて同一の図形として捉えていましたが、線で囲まれているエリアの個数に着目すると、細かい部分の線が欠けていたり繋がっていたりすることに気付きます。例えば、”先端が尖った五角形”は、よく見ると細かい部分で形が異なり、”線で囲まれているエリアの個数”も異なることがわかります。その結果、「”月”/”日”」の部分の答えがすべて変わることがわかります。
本当の解き方③
「”時”/”分”」の図形においては、「”月”/”日”」の図形のように、一見同じでもよく見るとエリアの数が異なる部分は見当たりません。よって、「”時”/”分”」の図形を参考に、”線で囲まれているエリアの数”と線の引き方の対応関係を見ていきましょう。どうやら、”線で囲まれているエリアの数”が1個の場合は右の辺だけ、4個の場合は”コ”の字、6個の場合は”コ”の字を左右反転させた形で線を引くことができそうです。
本当の解き方④
“月”の十の位と”日”の一の位は共に「1」となります。あとは、”月”の一の位、”日”の十の位ですが、”線で囲まれているエリアの数”の組み合わせから考え、ここも同じ数字が入るようです。”日”の十の位には、「0」〜「3」しか入りません。これまでのルールを踏まえると、入る数字はひとつしかありません。
本当の解き方⑤
答えは「10月01日23時15分 蘭美公園」です。