横浜謎解き街歩き×薬屋のひとりごと 猫猫セット 謎
このたびは、キャラクターグッズセットをご購入いただき、誠にありがとうございます。
こちらは「猫猫セット」の謎の解答入力/ヒントページです。
▼ストーリー
ある日、猫猫は壬氏に執務室へと呼び出されました。
「近頃後宮で、よく瀕死の鳥が見つかっているのを知っているか?」
「ああ… 聞いたことはあります。まだ直接見たことはありませんが」
「そうか。最初は私も大して気にしていなかったんだが… 実は今朝、一度に5羽も落ちているのが見つかったんだ」
「!?」
壬氏の言葉に、猫猫は眉をひそめました。生き物に害のある何かが流行しているのであれば、とんでもないことです。
今被害に遭っているのは小動物だけですが、どのような形で人間に関わってくるかわかりません。
「どうやら、中庭の石畳にある水場の排水を飲んだようなんだ…」
「そこは洗濯場ですよね。洗濯場で何か起きているのでしょうか?」
「わからん。だからその原因を調べてもらいたい」
「…」
「もちろん褒美は出す。欲しがっていた薬の材料を…」
「やります!」
猫猫は褒美のため、調査を引き受けたのでした。
「さて… では洗濯場に向かうか」
「あれー? どうしたの猫猫」
「小蘭」
後宮内で手がかりを探していた猫猫に声をかけてきたのは友人の小蘭でした。
猫猫は洗濯場で最近何か起きていないか聞いてみました。
「小蘭、最近洗濯場で何かあった?」
「んん… 最近ちょっと臭いが強いかなと思ったことがあるよ。だれかがまとめてお水を捨てたのかな?」
「ふむ…」
「あ! でもここ最近だけだよ」
「ここ7日以内だと?」
「7日? それならここ2、3日で花瓶の水をまとめて捨ててる人を見たよ」
「! それ本当?」
「うん、名前は知らないけど。裏庭でよく見るよ」
「ありがとう、小蘭!」
「うん、じゃあまたね!」
小蘭の言葉を聞き、猫猫は裏庭へと向かいました。
裏庭についた猫猫は、それらしき下女を見つけました。
「あの…」
「な、なんでしょうか?」
「ちょっとお尋ねしたいのですが。最近あなたが花瓶の水をまとめて捨てていたという話を聞いたのですが」
「!」
下女は一瞬目を丸くしましたが、すぐに笑顔を浮かべました。
「何のことでしょう?」
「…」
「あ!いけない、もう戻らないと。じゃあこれで」
そう言って下女は裏庭から去っていきました。
「…何か隠してるのは間違いないな」
猫猫は調べものをしに書庫へ向かいました。
該当する書物を見つけ、読み始めます。
「一見華やかできれいな花も対象によって毒の効果を持つ… か。何か役に立ちそうな情報はないだろうか」
猫猫はぱらぱらと頁をめくっていきます。
はらり
「ん?」
1枚の紙が書物の中から落ちてきました。
よく読むと、それには植物の毒性について書かれているようでした。
「これ、使えそうだな。でも、なんだこれ?何かの暗号か?」
猫猫は何が書いてあるか解明するため、暗号を解くことにしました。