横浜謎解き街歩き×薬屋のひとりごと 猫猫セット 謎 正解
「よし、わかったぞ」
植物の毒性およびそれを解毒するための方法を読み解いた猫猫は、書物を元あった場所に戻し、壬氏の元へ向かいました。
「壬氏様」
「わかったのか、薬屋」
「この件の発端はとある下女でした。彼女は仕事の手を抜いて、花瓶の水をこまめに変えておらず、数日まとめて捨てていたようです。
そのためか、花の成分が水に溶け出し、その成分が特定の動物には毒になってしまっていたようです」
「人間には害がない。ということであっているか」
「はい。それと、書庫で解毒方法が書かれた紙も見つけました」
「なるほど」
「はい。解毒薬に関しても材料さえ集まれば作れるかと」
「わかった。材料は高順に言って用意させるからすぐに取り掛かってくれ」
「かしこまりました」
猫猫は医局に行き、用意してもらった材料で解毒薬を作ることになったのでした。
それから猫猫は解毒薬を完成させました。
「万が一何かあったらこれを飲めば回復できると思います」
「よくやった」
「それで、報酬の方は…」
「きちんと用意してある」
「おお〜!」
壬氏が差し出した巾着に、猫猫は目を輝かせます。
中身を確認すると、ほくほく顔でそれを懐にしまいました。
「ありがとうございます! 今回は解毒薬も作れて楽しかったです!」
猫猫はご機嫌で、自分の持ち場に戻っていくのでした。
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