天井が少し崩れていて、外から差し込む光が当たる箇所には様々なキノコや植物が育っていた。
頑張ればそこから出られそうだ。
しかし、我々はお宝を探しに来たのである。
このまま帰る訳にはいかない。

辺りをよく見てみると、1枚の立て看板を見つけた。
そこには左を指した矢印が描かれている。
矢印の先には、ウサギとサルが彫られた扉があるが、開いているので先へ進むことができそうだ。
右にはトリとトラの彫られた扉があったが、固く閉ざされ進むことは難しそうだ。
我々は看板の指示通り左の道へ進むことにした。

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