Mystery for You うみかぜ院長の秘密の薬3
あなたは、患者Aに投与された薬の名前を特定した。
あなたはその薬に見覚えがなかった。
だが、名前は知っていた。
“ヘムポン” 。
反射的に「この薬……」と心の中でつぶやく。
背筋に冷たい汗が一筋流れるのを感じる。
ヘムポンは、強い毒性があることが知られており、現在は取扱いが禁止されている危険な薬だった。
あなたは、医大時代に受けた講義の内容を思い出す。
“ヘムポンが流通し始めた頃、服用した患者が急死する事例が多発しました。
その後しばらくして、ヘムポンに含まれる成分が体内で毒性に変化すると判明したのです。
運よく一命を取り留めた場合でも、何らかの後遺症が残ると報告されています。”
ヘムポンは元々高価な薬だったが、その毒性の高さから、裏社会では悪用目的でさらに高値で取引されるようになったとも聞く。
あなたは考えた。
「この診療所の前任の医師が、患者Aにヘムポンを投与した。
「患者A」はその後どうなったのだろう?
やはり……、亡くなってしまったのだろうか……」
患者Aの消息が気になったあなたは、カルテが残っていないか探してみることにした。
【「カルテ棚」と書かれた封筒を開いて「第3章」と書かれた紙を読もう】
問1がわからない
患者Aが7/25〜7/28に食事をした回数は「患者A 投薬日誌」を見ればわかるぞ。
おにぎり、ぶどう、すいかをそれぞれ何回食べているか確認してみよう。
さらにヒント
「患者A投薬日誌」を確認すると、7/25〜7/28の患者Aがおにぎり、ぶどう、すいかを食べた回数はそれぞれ以下の通りだ。
・おにぎり…3回
・ぶどう…2回
・すいか…1回
問1の表の中から対応する箇所に丸をつけ、上から順に読んでみよう。
答えをみる
答えは「にっし」だ。
問2がわからない
それぞれの薬の色を確認して、対応する色を線で結ぼう。
それぞれの薬の色は「薬品取扱説明書」を見ればわかるぞ。
さらにヒント
「薬品取扱説明書」を見ると、薬と色の組み合わせは以下だとわかる。
・ヘムポン=緑
・アブタミン=赤
・カイカツ錠=黄
それぞれを線で結び、線が通らなかった文字を上から読んでみよう。
答えをみる
答えは「なみせん」だ。