七夕荘の隠しごと ストーリー
みーちゃんは隠しごとが大嫌いだ。
しかし、弥彦さんの気持ちや、これまで準備に協力してきたアパートのみんなの努力も無駄にはできない。
あなたはみーちゃんに「謎の答えは言えない」と伝え、謝った。
思いがけない返事に、みーちゃんは驚いて目を丸くした。
「3号さんまであたしに隠しごとするの? もう知らない! みんな大っ嫌い!」
みーちゃんはそう叫ぶと、目に涙を浮かべ、口を尖らせて行ってしまった。
やっぱりパーティーのことを伝えれば良かったのだろうか。
「3号さん、巻き込んですまねえな。でも、恩に着るぜ。パーティーを成功させれば、きっとミカコもわかってくれるよ」」
何が正解だったのかと省みるあなたに、弥彦さんが声をかけた。
「けど……やっぱり誕生日パーティーといえばメインイベントはプレゼントだよな? 実はプレゼントがまだ決まってなくてよ。ミカコの誕生日は7月6日だ。もうあと2日しかねえ」
弥彦さんは眉間にシワを寄せて腕を組んだ。
「サプライズパーティーなのに欲しいものを直接聞くってのも野暮だろ? それにあいつ、最近ちょっとおかしいんだよ。ぼーっとした顔でさ、『はさみできれいにきりはなそう』なんて不気味な歌を歌ってるんだ。心配でよ……」
そういえば、みーちゃんは捜査中にもそんな歌を口ずさんでいた。
「3号さん。もしミカの欲しがってるものが何かわかったら教えてくれ。これ、俺の連絡先だ」
弥彦さんは携帯電話の番号が書かれたメモを、あなたに手渡した。
MISSION 2
みーちゃんが欲しがっているものを突き止めて、弥彦さんに連絡しよう!
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