株式会社SCRAP(本社:東京都渋谷区、代表:加藤隆生)は、クールジャパン官民連携プラットホーム(内閣府知的財産戦略推進事務局)が主催する、「クールジャパン・プラットホームアワード2024」プロジェクト部門において、全国各地から集まった応募作品112件の中から優秀賞を受賞したことを発表いたします。
全世界で1090万人を動員するリアル脱出ゲームを企画・運営するSCRAPでは、各店舗において「インバウンド対応」を推進してまいりました。日本のお客様に向けてつくられた「リアル脱出ゲーム」を英語や中国語に翻訳し、海外の方にも母国語で遊んでいただけるよう展開。さらに、新宿歌舞伎町にある「東京ミステリーサーカス」では館内の誘導サインやパンフレット、WEBサイトの多言語化、スタッフの英語対応トレーニングなどを行って、インバウンドに完全対応し、海外のお客様がお越しになられた際には、英語や中国語で接客できる環境づくりを整えてまいりました。その結果、2023年にはおよそ1万人もの海外の方がインバウンド公演を楽しんでくださいました。
そんなSCRAPのインバウンド対応がこの度「CJPF2024」のプロジェクト部門において優秀賞を受賞いたしました。「CJPF2024」とは、近年海外からの⽇本への関⼼が⾼まっている中、⽇本の魅⼒を海外に発信し、⽇本のファンを拡⼤するクールジャパン戦略を推進するためにクールジャパン官⺠連携プラットフォーム(CJPF)が開催しているアワードです。
海外でも人気の「リアル脱出ゲーム」を世界で初めて開発したこと、また日本のアニメやゲームなど日本が誇るIPとコラボした公演で、その世界観を忠実に再現していることが評価され受賞にいたりました。
SCRAPでは今後も訪日外国人の方に向けて「リアル脱出ゲーム」を楽しんでいただけるよう、多種多様な公演のインバウンド化、コンシェルジュプランの提供など、さまざまな取り組みを実施予定です。今後もSCRAPの「リアル脱出ゲームのインバウンド対応」にぜひご期待ください。
「CJPFアワード2024」実施概要
日本各地域の自然、歴史・伝統から継承される文化・産業(食、伝統芸能、ものづくり、観光など)やコンテンツ(エンターテイメント、漫画、アニメなど)、最先端のデジタル技術を駆使したものまで、日本の魅力をサステナブルなストーリーとして魅力を掘り下げ、世界に伝え、「共感」を得、新しいスタイルのアウトバウンド・インバウンドを進める取組を令和5年6月20日(火)から9月30日(土)まで募集しました。
応募の中から、「クールジャパン戦略」の取組としてふさわしい動画や事業を審査会にて選考し、2月26日(月)アワード受賞者を発表します。
①ムービー(動画)部門:海外に向けて日本の魅力をストーリーとして発信したムービー(動画)
②プロジェクト(事業)部門:日本の魅力を外国人から共感を得られるストーリーとして展開する、海外展開やインバウンド向けプロジェクト(事業)
※大阪・関西万博特別賞 - 2025年大阪・関西万博を見据え、内閣官房国際博覧会推進本部事務局と連携し、大阪・関西万博特別賞を設置し、同日・同時間内に大阪・関西万博特別賞(「ムービー(動画)部門」・「プロジェクト(事業)部門」)受賞の発表も行います。
■主催「クールジャパン官民連携プラットフォーム(CJPF)事務局(内閣府知的財産戦略推進事務局)
クールジャパン官民連携プラットフォーム(事務局:内閣府知的財産戦略推進事務局)平成27年12月に、官民・業種の垣根を超えた連携を行いクールジャパン戦略を推進するために設立。現在、多数の関係府省・関係機関、民間団体・民間企業・機関・個人が参加。各種情報共有やビジネスプロジェクト組成を後押ししています。
<CJPFアワード2024受賞発表サイト>
https://cjpf.jp/award/
<CJPFサイト>
https://cjpf.jp/
プロジェクト部門 優秀賞 審査員コメント
株式会社SCRAP「Real Escape Game」
楠本修二郎 審査員
(カフェ・カンパニー株式会社 代表取締役社長)
海外でも人気を誇る「リアル脱出ゲーム」を世界初・日本発で開発したこの取り組みは、大変素晴らしいと感じています。
また、日本のアニメ・映画・ゲームなどのIPとの積極的なコラボにおいても世界観を忠実に再現することにより、日本でしかできない体験及びプログラムとなっていることも選定の大きな理由です。