こんにちは。ライターのたけべともこです。
先日、友人のEちゃんから「今まで一度も『リアル脱出ゲーム』に参加したことがなくて……不安なの」と相談されました。
たしかに、日本全国で公演があり、内容やプレイ時間もさまざま。初めてだと「どうやって参加すればいいの?! 楽しみ方は?」と迷ってしまうかもしれません。
私はリアル脱出ゲームの通算参加回数が100を超えるほどどっぷりとのめり込んでいるため、「この楽しさを広めるためなら喜んで!」と、Eちゃんの『リアル脱出ゲーム初参加』のアテンドを引き受けることにしました。
▲リアル脱出ゲームに私が友人と一緒に参加したときの1コマです(私は1番右です)
初心者だからと不安なアナタ!「私にも謎って解けるかな?」と迷っているアナタ!
リアル脱出ゲームのとびっきりの楽しみ方を、3つのポイントにしぼってお伝えします。
「謎解きってやったことないし……パズルも苦手だし……」と不安そうなEちゃん。「大丈夫! 100回以上参加しても全然謎が解けるようにならない私でも楽しめているから安心して」と具体的な楽しみ方のコツを伝授することに。
リアル脱出ゲームは、チーム全員で協力することで謎が解けていくゲームです。例えば、「会場中に散らばったキーワードを集める役割」もとても重要。箱を裏返したり、引き出しの奥をのぞき込んだり、集めた紙を順番通りに並べたり、メモを取るといった作業も脱出のために欠かせません。
「初心者だから、謎が解けなくてチームの足を引っ張っちゃわないかな?」と不安な方も、解けそうな謎は自分で解き、難しい時は他の部分をサポートする。謎解き以外の面でも活躍できるのでご安心を。
先入観なく全体を見られるからこそ、初参加ならではのヒラメキが答えに繋がることもあるんですよ。
「進撃の巨人」「ONE PIECE」「名探偵コナン」「ドラえもん」「ルパン三世」など、リアル脱出ゲームは様々な作品とコラボレーションしているので、お気に入りの作品とのコラボを探してみるのもオススメ。
原作ファンに限らず誰でも楽しめるよう構成されていますが、パズルの全体像だったり、導き出されるキーワードだったりと、原作ファンならより世界観に入り込めて楽しめちゃう仕掛けがたくさん!
「脱出成功」「脱出失敗」ステッカーなど、コラボならではの「公演限定グッズ」もコレクター心をくすぐられます。
リアル脱出ゲームの醍醐味(だいごみ)として、「夜の遊園地」や「地下鉄」といったシチュエーションが楽しめることが挙げられます。
例えば、普段入ることができない「閉園後の遊園地」や、目的地への移動手段だと思っていた「地下鉄」も、リアル脱出ゲームの会場になることでいつもと変わって見えてきます。
野球場の本物の芝生を踏める……といった貴重な経験ができることもあるんですよ。
最新技術を使った公演もオススメです。例えば、「Projection Table Game(通称:PTG)」は最新のテクノロジーと謎解きが融合した作品です。プロジェクションマッピングを活用しているので、謎を解けば解くほど、自分が映像の中に入り込んだかのような「オドロキ」の体験が楽しめます。
そして、リアル脱出ゲームをスマートフォンでも楽しめるってご存知ですか?
現実世界の時間の進行に合わせてストーリーが進んでいく「一週間ゲーム」というアプリなら、時間や場所を選ばず楽しむことが可能。自分のペースで解けるから、脱出ゲーム初心者でも安心です。
大げさでなく、「スマートフォンでこんなこともできるんだ!?」と何度も感動させられました。
「最新技術」とは少し異なりますが、「脱出」の逆で「潜入」しちゃうのは、リアル潜入ゲーム。
参加者は「あるミッション」を遂行するために潜入し、頭ではなく体を駆使してミッションを遂行していきます。例えば、物理的に通過が難しいポイントを体の柔軟性とアイデアで突破したり、見回りをしている監視員の目を潜り抜けたりと、無意識に息を殺してしまうくらいにハラハラ感が楽しめます。他ではなかなか味わえない、敵から身を隠しながら仕掛けや罠を突破する「スリル感」満載の体験です。
リアル脱出ゲームは公演ごとに限定グッズが発売されるので、コレクションするのも楽しみ。例えば、2018年10月〜2019年6月に行われた「夜の巨大監獄からの脱出」では、囚人になりきれるコスチュームがあるので、チームメイトみんなで衣装を揃えて参加すると、より没入感が得られます。 初心者同士で同じ衣装を身に着けていると、会場でチームメイトを見つけるのがちょっと楽になるかもしれませんね。
他にも、暗闇でもメモが取りやすい「ライト付きペン」や、両手が自由になる「サコッシュ」など、謎解きのための便利グッズも。
また、リアル脱出ゲームの参加回数が増えてくると、どの公演に参加したかを忘れてしまうことがあるのですが、「脱出成功」「脱出失敗」ステッカーを貼ることで、公演名と結果をセットで思い出すことができます。
「謎付きグッズ」は家に帰ってからも謎解きが楽しめるので、ゲームの余韻に浸りつつ制限時間なく楽しめます。
世界一謎があるテーマパーク「東京ミステリーサーカス」では、リアル脱出ゲームに関連したフードも発売中。「シン・ゴジラからの脱出」公演の際には「ゴジラ第2形態ホットドッグ」が「蒲田くんホットドッグ」の愛称でSNS上で話題になった他、謎付きのフードも用意されているので、休憩がてら立ち寄ってみても楽しそうです。
リアル脱出ゲームは「本」 もあります。株式会社SCRAPの出版ブランド「SCRAP出版」では、今までに20種類以上の書籍を刊行。
「リアル脱出ゲームに初参加する前に、謎解きの予習がしたい」という方や、「家でゆっくり謎解きがしたい」という初心者の方にオススメです。
私は『リアル脱出ゲームブックvol.1 ルネと不思議な箱』をGETしましたが、ストーリーを楽しみながら謎が解けるので、普段の読書とは異なる楽しみ方ができます。本があっという間にふせん紙だらけになるほど大量にメモをとり、時間が経つのも忘れてのめり込みました。
とことん難しい謎にどっぷり浸りたい方には、究極の謎本『リアル脱出ゲーム presents 究極の謎本』が人気です。
リアル脱出ゲーム初心者のEちゃんに「リアル脱出ゲームはこわくないよ! 不安にならなくても大丈夫」と知ってもらうために書き始めたこちらの記事ですが、これを読んだEちゃんはさっそく2つの公演に参加したそうです。
公演の合間にフードを楽しみ、オリジナルグッズを購入し、謎本も購入するというEちゃんのハマりっぷり。すごい……! こんなに楽しんでくれるならオススメしてよかったなぁ。
▲私もよく参加するのですが、脱出成功率はとても低いです。トホホ……
ただし、1公演参加しただけで謎解きのコツをつかんだEちゃんは、2公演目にして私よりも速く謎が解けるようになっていたので、先輩脱出ゲーマーとして焦り始めました(笑)。私も謎本でもっと練習しようと思います。
初参加ならではの「ドキドキ」と「わくわく」を体験する初心者の皆様、リアル脱出ゲームをぜひ楽しんでみてくださいね!
※「リアル脱出ゲーム」及び「ナゾトキ街歩きゲーム」は、SCRAPの登録商標です。
記事更新日:2019年8月22日
こんにちは。ライターのたけべともこです。
突然ですが「謎解き街歩きイベント」ってご存知ですか?
「謎解き」や「リアル脱出ゲーム」と聞くと、実際に部屋に閉じ込められて、制限時間内に謎を解いて脱出するイメージが強いかもしれませんね。それももちろん楽しいのですが、「急いで解くのは苦手で……」という初心者の方や、「普通のリアル脱出ゲームは一通り参加したから、新しい楽しみ方を知りたい」という玄人さんまで、みんなにオススメなのが街歩きタイプの謎解きです。
「リアル脱出ゲーム」を運営するSCRAPでは「ナゾトキ街歩きゲーム」と呼んでいる、謎を解きながら実際に街を歩く、周遊タイプの謎解き。先日、こちらに友人を誘って参加したところ、「謎を解きながら知らない街を歩くと、新鮮な発見があって楽しい!」と大喜び。謎を解きながら、裏道を散歩したり、美味しいスイーツやコーヒー屋さん巡りも楽しめちゃうんです。
今回は、初心者さんにもオススメの「謎解き街歩きイベント」の楽しみ方をお伝えします!
そもそも、「謎解き街歩きイベント」とは何でしょうか?
ざっくりとした遊び方はこちら。
「部屋の中で謎を解くリアル脱出ゲームが、屋外に飛び出しちゃった!」とイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。謎解きの楽しさはそのまま、街中のモニュメントや看板が謎に関わってくるので、何度も歩いた道や見慣れた駅が少し違って見えるかもしれません。
謎解き街歩きイベントの楽しみ方は、大きく2つあります。
日頃あまり訪れる機会のない街や、「乗り換えのときに通過するだけだった」という駅も、謎解きキットを手に見てみると、一気に非日常の空間に。
謎を解くために街中を歩き回るので、足元は歩きやすいスニーカーがオススメです。
一般的なリアル脱出ゲームは「60分」など制限時間があるので、ハラハラドキドキ感が格別な分、「私はこの謎の解き方をわかっていないけど、チームメイトが解いてくれたから、脱出のためにこのまま進めちゃおう」という状況になることがあります。
謎解き街歩きイベントならば、問題を全員が解き終わるまでゆっくり待つことができます。自分のペースで解いて、「なるほど!」と納得したら、次の街(謎)へ進みましょう。
そんな「謎解き街歩きイベント」の、実際に開催されている公演の一例をご紹介します。(情報は2020年1月現在のため、すでに公演が終了している場合もあります)
下北沢謎解き街歩き(東京)
音楽、ファッション、グルメと、東京のカルチャーが集まる街「下北沢」が、謎解きの舞台です。普段行くことのない路地裏や見慣れた看板が、スルスルと紐で繋がっていくかのようにこたえへと導いてくれます。
地下謎への招待状(東京)
シリーズ累計動員数が25万人(2019年8月現在)を突破した、大人気の謎解き街歩きイベント。東京メトロの1日乗車券が謎解きキットとセットになっているので、様々な駅を回りながら東京の街に仕掛けられた謎を解くことができます。
「この駅、初めて降りるなぁ」「駅の壁画が謎になるの!?」と驚くポイントも多く、私も恋人と一緒に毎年参加しています。
謎解きメトロ旅(大阪)
Osaka Metroとの初コラボ。こちらも1日乗車券がセットになっています。評判が良いようなのでぜひ行っておきたい!
なごや大須 謎解き街歩き(愛知)
老若男女大勢の人が訪れるアーケード街を、「謎はどこかな?」と探しながら歩く新しい体験ができます。こちらはなんと、大須のグルメが楽しめる仕掛けがあるとか?!
様々な文化が入り混じる「大須商店街」は歩くだけでも楽しいので、私も名古屋観光がてら参加予定です。
地下迷宮に眠る謎2020(愛知)
2018年に開催され大好評のまま幕を閉じた「地下迷宮」の新作が、2020年2月20日からスタートするようです。
市バス、地下鉄全線が利用できる専用一日乗車券(大人券)1枚付きなので名古屋を1日楽しめる予感。。
ひろしま謎解き街歩き(広島)
広島の原爆ドームの隣に位置する「おりづるタワー」と広島の街に謎が仕掛けられました。商店街を巡るので、広島の文化や歴史を学びながら謎解きが楽しめます。歩き疲れたら、ご当地グルメが楽しめるカフェで一息つくのもいいですね。。
謎解きキットには「展望台の入場券」がセットになっているので、街並みも堪能しましょう! おしゃれな建物で謎解きができるなんて贅沢ですね。
バンドリ! ガールズバンドパーティ!×ナゾトキ街歩きゲーム「探し出せ! ランダムスター!」(東京、愛知、大阪)
大人気スマホ向けゲーム「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」(ガルパ)とのコラボイベント。
フルボイスで楽しめるのでファン必見ですね!
ここまで読んで、「楽しそうだけど、謎が難しくて解けない時はどうすればいいの?」と思ったあなた。周りにスタッフがいないので、誰にも頼れなくて不安? いえいえ、大丈夫!
「謎解き街歩き」は、WEBサイトや冊子のヒントが充実しているので、こたえに詰まったり、一人参加でも安心です。例えば、こんな楽しみ方ができます。
謎が解ける人ってちょっとカッコよく見えたりしませんか? おしゃれなカフェで休憩しながら、「この問題解ける?」と2人でゆっくり解いてもOK!
謎解き力を高めるために1人で挑戦。ピンチになっても、WEBサイトや冊子のヒントが助けてくれます。自分のペースでじっくり解くのも楽しいですね!
大人数での参加もオススメ。3〜4人ほどのチームをつくっても楽しいし、2チームに分かれて、「どちらのチームが先に解けるかな」と勝負してもいいですね。
最初に謎解きキットを購入したら、その後の進め方は自由。チーム分けはないので、知り合いを集めて、好きな人数で参加可能です。
謎解き街歩きイベントのチケットの購入方法は2つあります。前売り券も販売していますが、当日券を用意している場合が多い(イベントによっては当日券のみの公演もあります)ので、「今日、謎解きしちゃう?」とふらっと参加するのもOK!
・WEBサイトから購入
事前にチケットを購入する場合は、WEBサイトから参加日や地域が選べます。今度の休日に参加できそうな公演はどれかな〜っと。
当日券もWEBサイトで購入できる場合があるので、会場に向かう前にチェックするのがオススメです。
・当日券(各会場)
当日券も販売しているので、「いきなりだけど、今日謎解きしに行っちゃう?」と思いついた時も参加OK。ただし、チケットが売り切れている場合もあるのでご注意ください。
チケット購入の手順の一例を、実際に見てみましょう。
(1)リアル脱出ゲーム OFFICIAL WEB SITE から気になる公演をチェック
「ナゾトキ街歩きゲーム」は、全国の様々な街でほぼ毎日開催されています。オリジナル公演はもちろん、大人気コミックやアニメとのコラボレーション作品もオススメです。参加したい公演を探しましょう。
(2)各ページに「公演情報&チケット」の案内が書かれているので、「前売り」をクリック
全国のリアル脱出ゲーム店舗で購入する場合は、最寄りの店舗を選んでください。
SCRAP独自のチケット販売サービス、『スクラップチケット(通称:スクチケ)』で購入すると、発券手数料がかからずSCRAPの最新情報もメールで届くので、オススメです。
(3)ゲームキットを受け取る店舗へ向かう
SCRAPの店舗など指定の場所で、ゲームキットを受け取ります。当日券のみの公演は指定の場所で直接購入する必要があるので、詳細は各公演のサイトをチェック!
(4)謎解き開始
謎解きキットを手に入れたら、あとはトコトン楽しむだけ! 自動車や迷子に注意しつつ、いってらっしゃい。
私は「謎解き街歩きイベントの楽しさをもっと広めたい」と思っているので、ここまで読んで「謎解き街歩きイベントって楽しそう!」と思ってもらえたら幸いです。
ただし、最後に注意点も1つ。屋外開催が多いため、悪天候でイベントが中止になる場合があります。また、イベント自体は開催していても、傘をさしながら謎を解いて問題用紙に記入するのが少し大変なことも。天気予報をチェックしつつ参加日を決めると安心です。(雨の日は両手が自由に動かせるよう、レインコートの着用がオススメです)
開催状況については、リアル脱出ゲーム公式Twitterにて最新情報を配信しているので、ぜひチェックしてみてください。
それでは、どこかの謎解き街歩きイベントでお会いできますように。
※「リアル脱出ゲーム」及び「ナゾトキ街歩きゲーム」は、SCRAPの登録商標です。
記事更新日:2019年8月22日
会社の気になるあの子が「実は読書が好きなんです」と、漢字のパズルに挑戦。
日頃は無口な先輩が「いつも子どもと一緒に遊んでいるから得意なんだよね」と、しりとりの問題を素早く解きあかす。
会社では見ることができない同僚の一面を知る場として、リアル脱出ゲームはとってもオススメ!
今回は、会社の仲間と参加するリアル脱出ゲームの楽しみ方をご紹介します。
友人や恋人と参加する方の多いリアル脱出ゲーム。
「なぜ会社のメンバーと参加しないといけないの?そもそも上司とあまり話したことないからなぁ・・・」と思う方もいるかもしれません。
しかし、会社では体験できないコミュニケーションの場として、リアル脱出ゲームはオススメなんです。
というのも、次の3つの理由があるからです!
日頃の仕事ではあまり話す機会のない同僚とも、「謎解き」という同じ問題を前にすると、仲間意識が芽生えます。
そして、普段の仕事では気付かない各メンバーの個性に気付くことも!
たとえば、「会場に貼られている目立たないヒントを見つけるのが得意」「みんなが焦っているときでも冷静に問題を解くことができる」といった感じです。
もちろん、アナタも、ふだん同僚の皆さんに見せていない能力を発揮することで、ヒーローになれちゃうかも!
年齢や入社年次、役職が違うメンバーで参加すれば、「最後の問題、難しかったですねー!!」などと共通の話題が生まれます。
ゲーム後の打ち上げでは、いつもの飲み会より違った盛り上がりを見せるかもしれません。
リアル脱出ゲームの脱出成功の秘訣は、「情報の共有」と「役割分担」。
細かなヒントがひとつ欠けただけで謎は解けません。
「壁にこんな絵が貼られていたよ」「この紙2枚が繋がりそうな気がする」と、気付いた情報は何でも共有してください。
また、全員で1つの問題を解いていては時間が足りなくなってしまいます。
「私はこの問題を解くから、そっちをお願い!」「壁に貼ってあるパネルの写真を撮ってくるね!」というように、うまく役割分担をすれば、脱出成功が近付きます。
お気付きでしょうか?
この「情報の共有」と「役割分担」は、日頃のビジネスの場面でもとても重要になる要素。
お互いの物事に対する取り組み方への理解が深まれば、仕事上でのコミュニケーションをよりスムーズにしてくれるはずです。
リアル脱出ゲームには色々なタイプがあり、それぞれのタイプごとに楽しみ方があります。
一回の最大参加人数分のチケット10枚すべてをご購入頂ければ、部屋に入るのは会社のメンバーとあなただけ。
つまり、手軽に貸切でリアル脱出ゲームで遊ぶことが可能です。
周囲を気にせず、思う存分はしゃぐことができるので、心の距離が一気に縮まります。
公演一例:
部署ごとのチームをつくって、対抗戦をしてみるのはいかがでしょうか?
ライバルがいると、集中力も高まります。
さらにオススメしたいのは、年齢・役職・部署をあえてミックスしたチーム編成での挑戦。
仕事や普段の会話ではなかなか見ることのないお互いの長所を、ゲームを通じて発見するとてもいい機会になります。
1~6人のお好きな人数でひとつのテーブルを貸し切ることができる「グループチケット」もご用意しています!
公演一例:
このタイプの場合、「制限時間」があるものとないものがあります!
たとえば制限時間が無いタイプのゲームだったら、誰が(どのチームが)一番早くクリアできるかを競い合う!なんていうのはいかがでしょうか。
「クリアした証を持って、打ち上げの会場に一番早く到着したら優勝!」といったルールを設定して、優勝者やチームにはプレゼントを用意すると、さらに盛り上がるかもしれませんね。
参加する人数に合わせて、個人戦でもチーム制でも競い合うことができます。
公演一例:
実際に会社の仲間と一緒に参加した方からは、「会社では無口なAさんが、すばやくパズルを解いていてカッコよかった」「他部署の方と飲み友達になるきっかけになった」「謎が解けて喜ぶ上司の姿を見て、前よりも話しやすくなった」といった声が聞こえてきます。
みんなの絆が深まったら、また別のタイプの公演に参加してみるのも楽しそうですね!
そして・・・「もうちょっと人数を多くして、会社のレクリエーションとしても活用したいなあ」という場合には、こんなプランが用意されています。
たとえば「原宿ヒミツキチオブスクラップ」「大阪ヒミツキチオブスクラップ」では約100人での貸切公演にも対応可能!
所属部署全体や、労働組合のレクリエーションにも数多くご活用いただいています。
お勤め先の会議室やホールが、リアル脱出ゲームの会場に早変わり!
場所や人数、用途に合わせて、一番マッチしそうな公演を選んでみてください。
リアル脱出ゲームは、恋人や友達と行ってももちろん楽しいけれど、会社の仲間と参加するからこその楽しみ方もあります。
会社のレクリエーションのひとつとして、リアル脱出ゲームを提案してみてはいかがでしょうか?
日常の時間を共にすると、明日からの仕事が今日よりちょっと楽しくなるかもしれませんよ!
こんにちは!
先日、5年間付き合った彼女と結婚式を挙げた田口と申します。
その二次会の余興として、今話題の「謎解きウェディング」を行いました!
二次会の余興は、結婚式を控えたカップルにとって、楽しみでもあり悩みのタネでもありますよね。
そんな人に是非お勧めしたいのが、私たちが実際に行った「謎解きウェディング」です。
今回は、私たちの経験をみなさんに知っていただきたく、なぜ謎解きウェディングを挙げようと思ったのか、当日までの流れやゲストの感想までをまとめてみました。
結婚式の二次会の余興をどうしようか悩んでいる方、ぜひ参考にしてください!
本題に入る前にまず、簡単に私たちのプロフィールを簡単に紹介させていただきます。
わたくし田口は、現在29歳の会社員です。
都内の某メーカーでSEとして働いています。
SEという仕事柄、平日の帰りは遅く、休日はのちに妻となる彼女ともっぱら家でゲームをしたりテレビを見たりゴロゴロ……。といった感じの、良くも悪くもどこにでもいる三十路前男子です(笑)
自他共に認める出不精だった私ですが、ある日、職場の同期から「リアル脱出ゲーム」の存在を知らされました。
ゲームやパズルが大好きな私は、「ゲームの主人公のように謎解きを体験ができる場所が現実にあるのか!」と、いてもたってもいられずすぐに参加。
初回、2回目と苦戦と時間切れ不正解が続き、苦節6回目にしてようやく脱出に成功。
気づけば、リアル脱出ゲームの世界にどっぷりとハマりました。
もともと出不精だった私が急に毎週末どこかへ出かけていくわけですから、リアル脱出ゲームのことは、すぐに彼女の知るところに。
はじめてそのことを話した時は、「そんな楽しそうなこと、なんで呼んでくれないの!」とお叱りを受けました……。
それからはデートといえばもっぱら謎解き。
2人そろって難問題や制限時間と戦う日々でした。
ちなみに、彼女はもともと推理小説やサスペンスドラマが大好きだったということは、謎解きを始めて以降、初めて知った事実でした(笑)
仕事にプライベートにリアル脱出に……。
忙しくも充実した日々を過ごしていた去年のとある日、リアル脱出ゲームでもらったパンフレットに「謎解きウェディング」なる企画があることにふと気づきました。
そのとき、すでに結婚式までおよそ3カ月。
ちょうど彼女と「二次会の余興どうしようかねぇ」と相談していたころだったので、すぐにSCRAPさんのウェブサイトを確認。
「パーティ レポート」のコーナーで先輩カップルたちの素敵な謎解きウェディングを目の当たりにし、問い合わせをしてみることにしました。
返信は3日ほどでやってきました。
予算や会場、参加人数などは問い合わせフォームから伝えてあったので、謎解きの内容や詳細をうかがうため、メールで2、3回やり取りをしたのち、妻と私、担当ディレクターさんの3人で打ち合わせをすることになりました。
そして迎えた打ち合わせ当日。
日頃、参加者としてリアル脱出ゲームのスタッフさんと話すことはありましたが、今回は一緒に企画を考えるということで、私たち夫婦は少し緊張していました。
そんな空気を察してくれたのか、ディレクターさんは、「一緒に素敵な謎解きを作りましよう!」と力強く声をかけていただき、一気に緊張がほぐれたことを覚えています。
と同時に、是非この人と最高の二次会を作りたいと思いました。
ちなみに私たちの場合、問い合わせ以降の流れは以下のような感じでした。
SCRAPの謎解きウェディング入力フォームから問い合わせ。
予算や参加人数、会場などはこの時点で伝えました。
ストーリーや盛り込みたい要素の検討。
当日の進行やスタッフさん待機場所などを確認。
※打ち合わせのあと、式当日までに数回メールのやりとりをしました。
ディレクターさんの話では、多くのカップルは6カ月前から2カ月前くらいに打ち合わせをするそうです。
また、会場が決まっている人もいれば決まってない人もいるとのこと。
そのへんは柔軟に対応してもらえるようです。
今回、私がお願いしたお題は「プロポーズ」。
私たち夫婦は結婚前から長く同棲していたため、決定的なプロポーズの言葉がないまま、籍を入れ、結婚式へと進んでいました。
そのことについて、彼女はそれほど気にしていない素振りでしたが、謎解きウェディングのウェブサイトで「パーティ レポート」を見ているときに、彼女の目が輝いていたのを見逃しませんでした(笑)
「プロポーズをお題にしてください」とディレクターさんにお願いした時の彼女の驚いた表情は、今でも忘れられません。
柄にもなく公開プロポーズする姿を想像すると何とも気恥ずかしい思いでしたが、それ以上に彼女の喜ぶ顔が見たいのと、大切な仲間たちと謎解きを通してプロポーズを一緒に作るという一体感にワクワクが止まりませんでした。
一方、打ち合わせを前に、私たち夫婦はひとつだけ不安に思っていることがありました。
それは謎解きの難易度について。
わたしたちの友人には、これが初めての謎解きとなる人が一定数いることがわかっていたので、初めての人でも楽しんでもらえるのか、少し不安に感じていました。
ところが、その考えも杞憂に終わりました。
まず、謎解きウェディングの難易度は、通常のリアル脱出ゲームよりも少しやさしく設定されているとのこと。
さらに、チーム制での謎解きなので、初心者にとっても経験者にとってもちょうどいいレベルにしていただけるとのことだったので安心しました。
もちろん、「ものすごく難しい難易度にしてほしい!」という希望があれば、相談に乗ってもらえるそうですよ!
謎解きウェディングの良いところは、夫婦の希望に合わせて、謎解きの内容に思い出の場所やキーワードを盛り込んだり、参加者のレベルに合わせて難易度をカスタマイズしてくれたりするところ。
なので、私たちが挙げた謎解きウェディングはあくまでも一例です。
そこで、担当ディレクターさんと打ち合わせでお伺いした情報を簡単にまとめてみました。
会場やスタイルを問わず、皆で楽しめる二次会向きのカジュアルな謎解きゲームプラン。
1カ月前でも予約ができるので、ぎりぎりまで余興の内容が決まらなかったカップルさんでも申し込めそうですね。
ちょっとしたカスタマイズも23万円からできるそうです。
「ベーシックじゃ物足りない!」「ストーリーや謎を追加したい!」という人のためのプランです。
私たちはこのプランにして、プロポーズの要素を盛り込みました!
ゼロから謎解きウェディングが作れるプラン!
もうちょっと頑張ってこっちにしたらどんな謎解きになっていたのかなぁ……と妻と話すこともしばしば。
平均して50~60万くらい。過去に行われたフルカスタマイズプランの最高金額は100万を越すそうです!
通常の余興ができる環境なら問題ないそうです。
参加者全員にしっかりと情報が伝わるように、マイクは必要とのこと。
「原っぱみたいに開けたところとか、個室に分かれたレストランとか、コミュニケーションがとりにくい環境でなければどこでも」とはディレクターさん談。
基本料金で対応できるのは50人。
スタッフの方が増えると価格が上がるそうです。
私たちの場合、60人参加だったのでちょっと追加費用が発生しました。
日本全国どこでも開けるそうです!
ただし、地方はスタッフの交通費が実費分かかるとのこと。
当日の謎解き制限時間はおよそ30分、前後の説明もあわせて45分間くらいの時間が必要になることが多いようです。
どのプランを選び、どのような難易度の謎にするのかにも左右されます。
ちなみに、わたしたちは二次会の余興として謎解きウェディングをお願いしましたが、披露宴や1.5次会でも対応可能とのこと。
式とは別日のパーティでももちろん大丈夫だそうです。
1点、注意が必要なのは「コース料理」とはあまり相性がよくないということ。
みんな謎解きに夢中になって配膳が進まなかったり、メイン料理が出るまで謎解きがはじめられなかったり、なにかと制約が多くなりがちなので、ビュッフェ方式のお食事がおススメとのことでした。
当日、結婚式・披露宴はつつがなく終わり、いよいよ二次会の時がやってきました。
何も知らない友人たちは、これからビンゴかクイズでも始まるのだろうと、油断しているのがひしひしと伝わってきます(笑)
そこに突然、登場する謎の司会者。ざわつく会場をよそに、謎解きが始まってゆくのです。
ここから先の展開は、謎解きウェディングに参加した人のみの秘密ということで。
全部お伝えしてしまうと、これから謎解きウェディングを挙げようとしている人、参加する人へのヒントになってしまいますから。
リアル脱出ゲームと同じくネタバレはNGですね。
ひとつだけいえることは、プロポーズは大成功に終わり、彼女が大号泣してしまったということ(笑)
謎解きの内容は知っていても、プロポーズでどんな言葉を贈るかは、当日その時までの秘密でしたからね。
あとひとつお伝えできるのは、謎解きに挑戦する友人たちが真剣に答えを考え、私のプロポーズを成功させようとしている様子を目の当たりにして、ちょっと泣きそうだったこと。
謎解きの最中にわざわざ壇上の私たち夫婦のところまできて「なんだよこれ!面白いじゃん」と声をかけてくれる友人もいました。
謎解き中は一切話しちゃダメ、なんてことはありませんから、他の参加者さんたちと一緒に謎解きを楽しめます。
また、ディレクターさんをはじめ、当日のスタッフさんは普段からリアル脱出ゲームを運営に携わるリアル脱出ゲームの“プロ”といえる人たちでした。
私たちの二次会でスタッフを務めてくれた司会の方は、以前参加したリアル脱出ゲームで司会をしていた方だったので、夫婦はもちろん謎解き仲間たちも大興奮。
ゲームの残り10分から流れるBGMは、リアル脱出ゲームで使われている音楽と同じ物なので“本物感”をさらに強調してくれました。
謎解きのプロたちが普段の公演と同じように、自分たちのためだけのこの企画を作り上げてくれているということを実感できて、本当に嬉しかったです。
一生に一度の結婚式という大イベント。
ゲストはもちろん私たちも楽しみたい。
常々そう思っていた私たち夫婦ですが、謎解きウェディングはまさこの考えにぴったりの余興でした。
ビンゴゲームやクイズ大会のような二次会でよくある余興では、司会や幹事を任せた友人は、純粋な参加者として楽しむことが難しくなってしまいます。
その点、謎解きウェディングでは、SCRAPスタッフさんや司会の方がゲーム中の運営を一手に引き受けてくれるので、文字通り「参加者全員」が楽しめる素敵な余興だったと思います。
目論見通り、ご列席いただいたみなさまからは「こんな面白い二次会、参加したことないよ!」「知っていたら自分たちの式でもやりたかった」などお褒めの言葉をいただくことができました。
今回の謎解きウェディングに協力していただいたSCRAPさんには、夫婦ともども感謝しています。
いつものリアル脱出ゲームでは、「やられたー!」と二人で叫んでいるのですが、今回ばかりは普段スタッフさんが感じているであろう“してやったり”感を味わえました。
微力ながら、謎解き企画をスタッフさんと一緒に考えたからこそ経験できた、かけがえのないご褒美だと思います。
また、後日談ですが、式の翌週にはリアル脱出ゲームに初めて参加した友人もいるようです。
それも二次会で初めて知り合った人と(笑)。
もちろん私たち夫婦も、これからもリアル脱出ゲームに参加しようと思っています。
余興を通じて広がったリアル脱出ゲーム仲間の輪をこれからも大切にしていきます。
さて、最後に謎解きウェディングを挙げた先輩夫婦として一つだけアドバイスを贈りたいと思います。
どうしようか悩まれている方!
一生に一度の結婚式です。
もう二度とできないと言っても過言ではありません。
一度、謎解きウェディングのウェブサイトから問い合わせして、ディレクターさんに話を聞いてみてください。きっと、想像以上のプランを提案してくれると思いますよ!
最後に、私がこれまでに参加したリアル脱出ゲームを紹介しておきます!
あなたはリアル脱出ゲームにはもうチャレンジされましたか?
はじめまして、私はキーワードマーケティング研究所の滝井と申します。
普段はWebに関するお仕事をしています。
先日、東京ドームシティの遊園地で開催されている、進撃の巨人×リアル脱出ゲーム「巨人に包囲された遊園地からの脱出」に参加してきました。
リアル脱出ゲームは初体験だったんですが、本当にすばらしいものでした!
今回ひょんなご縁で、一参加者としてこのレポートを書かせていただく機会をいただきました。
40過ぎ、子育て真っ最中、リアル脱出ゲームは初心者、という男による参加レポートです。
まだリアル脱出ゲームに参加したことがない人の参考になれば幸いです。
●SCRAPからのお知らせ
現在、「巨人に包囲された遊園地からの脱出」は公演を終えていますが、小さなお子様と一緒に楽しんでもらえる謎解きイベントは最新作が続々登場しています。『リアル脱出ゲーム for kids』をご確認ください。
今から4年前、新聞で“リアル脱出が静かなブームになっている”という記事を発見し、私のブログでリアル脱出ゲームに関する記事を書いたことがありました。
それ以来、「いつか参加したいな~」と思いつつ、シャイな私にとっては“密室から脱出するのに初顔合わせの人と協力する”というルールのハードルが高いことや、「いい歳したおっさんが若者に混じって足ひっぱたら嫌だな・・・」とかいろいろ考えてしまい、参加できなかったんですね。
さらには、
といった話を聞くにつれ、どんどん腰が引けてしまっていました。
そうこうしているうちに、小学校4年生になる息子から「DSの脱出ゲームにハマっている」という話を聞いたんですね。
ん?息子はDSの脱出ゲームが好きなのか?
じゃあ、もしかすると、リアル脱出ゲームも好きなんじゃないか?
テレビゲームばっかやっているより、現実世界で人とコミュニケーションして謎を解いていくリアル脱出ゲームは、子育ての観点からみても、とてもいいのではないか?
というか、子供と一緒に参加できるリアル脱出ゲームがあるのなら、ひとりでドキドキしながら参加しなくてもいいじゃないか!
・・・というようなことを考えつつ、子どもと一緒に参加できる初心者向けのリアル脱出ゲームがないかな~と探し始めたんです。
すると、見つかりました。
子供と一緒に参加できる公演、「巨人に包囲された遊園地からの脱出(※)」が!
(※この公演は2015年9月23日まで開催されていた公演です)
この公演をネットで調べてみると、
ということがわかりました。
さらには、東京ドームシティに電話で確認したところ、
という情報をゲットしたので、意を決して、息子と親子で参加することにしたわけです。
目標は、「とにかく何時間かかってもいいので、息子に自力でクリアしてもらう!親子の絆以上に、“冒険する仲間”としての絆を深める!」といった感じでした。
昼ご飯の休憩1時間を含んで、まるっと6時間半かかりましたが、ふたりとも謎を解き、脱出できました!
正直、謎解きは大人でもかなり難しいと思います。
しかし、それだけに脱出できたときの達成感はスゴイものでした。
息子とは、親子の絆以上に、まさに冒険をともにした“仲間の絆”がぐぐっと深まった感じです。
また、この公演では、東京ドームシティ内にある遊園地のアトラクションに乗ったり、いろいろな場所へ足を運んでヒントを集めるスタイルだったので、めちゃくちゃ歩きました。
だから、いい運動にもなりました(笑)
以下は、私以外に参加された親子の方々の写真です。
(私たち親子の写真は謎解きに夢中になりすぎて、撮影できていませんでした)
リアル脱出ゲームの公演は、基本的にはネタバレが一切禁止なので、内容については書けません。
本当は今回の公演の面白さを、いろいろな角度から伝えたいのですが、それすらも内容の種明かしにつながってしまうので詳しく書けないんですよね。
なので、内容の種明かしにつながらないと思われる事実だけを淡々と伝えてみます。
私がリアル脱出ゲームに初めて参加して感じたことは大きく分けて3つあります。
正直、子連れが参加するくらいだし、カンタンにクリアできるゲームなんでしょ?とナメていたのですが、謎解きの難易度は高いと思います。
大人が数人がかりでも、しっかり考えないと解けないんじゃないでしょうか。
しかし、リアル脱出ゲームのおもしろさは、時間をかけて本気で考えた分、きちんと先に進めるような難易度になっていることです。
「あっ、そうか!これが次のヒントにつながるんだ!」という形で、考えれば考えるほどワクワクできる難易度になっていました。
ちなみに、私と息子はふたりともリアル脱出ゲームは初参加。
私は頭の固くなってしまったおっさんですし、息子は進撃の巨人を読んだことがなく(というか、読ませられない(笑))、「巨人が人を襲って喰う」「調査兵団が勇敢に巨人と戦っている」という話をおぼろげに理解している程度でしたが、とても楽しそうにゲームに挑んでいました。
子どもというのはとにかく飽きっぽいです。
しかも場所は遊園地ですから、いろいろなアトラクションの誘惑があります。
なので、息子はすぐ飽きてリタイアしちゃうかも・・・と思いきや、ほかのアトラクションには脇目も振らず、謎解きにのめり込んでいました。
これには本当にビックリしました。
小学4年生をここまで集中させるほど面白いのか~!と素直に関心しました。
もちろん、小学生だけでなく、40歳を超えたおっさんも十分楽しめました。
実は、ほかの参加者の人たちは、20代~30代前半の友達同士、というパターンが多いようで、親子はちらほらという感じでした。
男女比でいうと、若干女性が多かったでしょうか(女子同士も多かった)。
これだけ幅広い年齢層の人を熱中させるエンターテイメントってスゴイなあ、とマーケティングの仕事をおこなう身として、大変勉強になりました。
この公演では、スマホで「ヒント」を見ることができたのですが、これのヒントの出し方がうまかったです。
ヒントを一気に出すのではなく、徐々に出していく設計で、「できるかぎり自力で解いたという実感を得てもらいたい」という運営側の親切心を感じました。
また、現地のスタッフさんも皆、ゲームの内容をしっかり理解されていて、スタッフが一丸となって作り上げられているイベントだなと感動しました。
ちなみに「ヒント」に関してですが、できることなら、大人はヒントを使わずクリアを目指すべきと思います(笑)
ここからは、私のように、リアル脱出ゲームに初めて参加する、という方へ向けた情報です。
ただ、「巨人に包囲された遊園地からの脱出」は既に終了した公演ですので(もしかしたら再演されるかもしれませんが)、今後の公演に参加されるときの参考程度にしてください。
「巨人に包囲された遊園地からの脱出」は、当日券でもまったく問題なく入場できました。
私は日曜日の10:30頃到着し、チケット入手に20分ほど、脱出ゲーム参加に15分くらいは並びましたが、それほどストレスは感じませんでした。
親子での参加の場合は、3,600円のイベント参加券(アトラクション5回券付き)が十分だと思います。
というのも、なにせ長時間歩き回りますので、いい意味で、他のアトラクションに乗っている時間も気力もなくなってしまうからです(笑)
もし、並ぶのがイヤな人は、イープラスなどで前売りチケットを購入しておくといいかもしれません。
私が参加した公演でいえば、朝イチ~午前中、もしくは遅くとも午後早いうちの入場をオススメします。
なぜかというと、リアル脱出ゲームに慣れている人でも、クリアには3時間以上かかるらしいからです。
今回のような公演の場合、親子で粘り強く謎解きをしていると、私たちのように5時間以上かかったりします。
脱出までの制限時間はとくにありませんが、閉園時間までに謎を解く必要があるので、それらを逆算して、入場時間を決めましょう。
この公演では、かなりいろいろな場所を歩き回りました。
万歩計で歩数を計ってましたが、なんと、1万1千歩でした(笑)
この歩数を考えると、スニーカーは必須で、服装も軽いスポーツをするような軽装がいいかもしれません。
また、バインダーやメモ用紙があると便利です。
この公演では、小学生4年生の息子でも、3つくらいのヒントを使えばクリアできましたので、高学年なら問題ないと思います。
むしろ、子どもの方が、自分がハマったゲームに関しては集中力を維持できるので、見逃しがちなヒントに気づきやすいところもあるようです。
ただ、説明書の漢字にふりがなは付けられていないので、小学2年生くらいの年齢だと厳しいかもしれません。
私が参加した公演は「進撃の巨人」というマンガが題材になっていましたが、息子はそのマンガのことを知りませんでした。
なので、正直、元となる作品を知らなくても、十分楽しめると思います。
たしかに登場人物などストーリーの背景を事前に知っていれば、より楽しめるとは思いますが、必須というわけではないと思います。
このあたりは本当によく設計されているなあ、と感じました。
私たちのような素人親子でも十分楽しめましたので、誰でもその面白さを味わえると思います。
体験型のゲームなので、その面白さをなかなか文章にできないのですが、悩んでいるのなら、一度足を運んでみることをオススメします。
世の中にはこういったゲームもあるんだという気付きだけでなく、リアル脱出ゲームに参加したことのある人同士での会話にも花が咲きやすいです。
私が仕事で出会った人の中にも、リアル脱出ゲームに参加したことのある人が何人かいて、リアル脱出ゲーム談義に花が咲きました。
また、子供との仲を深めたいという親御さんにも、ぜひ参加してみてもらいたいです。
リアル脱出ゲームは、基本的には頭を使いますので、子供の運動神経に合わせる必要がないうえ、「どうだ、お父さんの見つけたヒントはすごかっただろ!」というちょっとした威厳を示すこともできます(笑)
(逆に、自分の子供にヒントを教えられる状況も多いとは思いますが)
とにかく、素晴らしいとしか言いようのない体験でした。
驚いたのは“ゲームの緻密さ”です。
人気マンガと遊園地のコラボレーションですから、調整をする関係者も多かったことでしょうし、企画の実現には相当の苦労があったと推測されます。
ひとつひとつの情報すべてに意味があり、それらがコンパクトに、見事なバランスで美しく集結されていました。
経営者として、この「高いクオリティを担保しながらも、より幅広く、より多くの人を楽しませる」という設計力や情熱は、私の仕事にとっても大きな参考となりました。
私たちは普段、スマホやパソコンを使ったコミュニケーションをおこないがちですが、その電子的なコミュニケーションは情報を絶え間なく流してしまい、「しっかりとした終わり」を感じることの少ないものです。
それによって、私たちは残尿感だらけの中途半端な毎日を送るようになってしまっています。
その点、このリアル脱出ゲームは「解くか(脱出するか)、喰われるか(脱出できないのか)」という驚くほどシンプルな明確さによって、中途半端な毎日から生まれるストレスをすべて吹き飛ばしてくれました。
じっくりと謎解きにチャレンジしている間は、余計な情報はまったく気になりません。
普段スマホをチラ見してばかりの私も、暇さえあればDSのフタを開ける息子も、そんなことを忘れ、親子でガチで協力し合い、知恵を出し合った時間でした。
そして何より、この現実の世界で、「自分の力で」「自分が主人公となって」活躍できる冒険の舞台が、私たちの心に熱い情熱の炎を灯してくれるのです。
一緒に謎解きをした仲間との思い出は、深く「特別な記憶」として残っていくことでしょう。
さらには、クリアした後の達成感の大きさはここでは書き切れません。
息子も大興奮で、テレビゲームにはない、「現実(リアル)の達成感・幸福感」を存分に味わったようです。
今回はひとりのリアル脱出ゲームファンとしてこのレポート記事を書かせていただきました。
ひとりでも多くの方に、この感動を味わってもらえたらうれしいです。
最後になりましたが、こんなグレイトな体験を私たちにプレゼントしてくれたSCRAPさんに心からお礼を申し上げます。
東京ドームシティアトラクションズのスタッフの皆さんも子どもに優しく、仕事は情熱的で、そしてとても爽やかでした。
(©諫山創・講談社/アニメ「進撃の巨人」製作委員会)
●SCRAPからのお知らせ
現在、「巨人に包囲された遊園地からの脱出」は公演を終えていますが、小さなお子様と一緒に楽しんでもらえる謎解きイベントは最新作が続々登場しています。『リアル脱出ゲーム for kids』をご確認ください。