【探偵博物館 シャーロックミュージアムからの脱出】謎付きクリアファイル_正解
事件の真相を突き止めたあなたは、事件の特徴を元に資料を漁った。
すると、館長の解決したもとの事件と思しきものの資料を発見した。
そして、そこには思っていた通り、館長からのメッセージが挟まっていた。
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おめでとうございます。
よくぞここまで辿り着きました。
あなたならできると思っていました。
私が解決した事件の結末をお伝えしましょう。
沢村はいわゆる、快楽殺人者でした。
殺害の動機なんてない。ただただ、思いつきのままに罪を犯したのです。
当時配属された村では、本当に犯罪が起きなかった。
若かった彼は、数日間で4件の携帯電話の落とし物を取得し、そこから偶然、今回の事件のトリックを思いついてしまった。
事件が起きないなら、自分の手で起こして仕舞えばいい。
若気の至りは、取り返しのつかない行動力に変わり、彼はそれを実行に移してしまったのです。
まず、取得した携帯電話から持ち主の住所などを特定する。
そして、一人暮らしである事を確認し、警察官を名乗り携帯を届けにいった。
警察が届けにきたとなれば、怪しむ人はそういない。
易々と部屋に招き入れられた沢村巡査は、被害者の自宅内で次々と犯行に及んでいったーー
探偵を続けていると、このような理不尽な事件に直面することもあります。
未然に事件を防ぐことはもちろん、起きてしまった事件に屈せず立ち向かい、真実を突き止めることが、被害者の無念を晴らすせめてもの手段となる。
我々探偵はそのためにも、日々世界の隅々に目を光らせ、観察し、こう言った不幸を、無念を1つでもなくしていくことが大義なのです。
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博物館の中に、静寂が広がる。
彼の言葉を胸に刻み、もう一度館内を一周してみた。
―シャーロック・ミュージアム―
ここは、あらゆる世界の闇と光に向き合った探偵たちの、秘密の博物館。