ときどき熊が襲いかかってくる無人島からの脱出 解説ページ
野生生物調査員ベアーズのみなさん、 無人島での冒険はいかがだったでしょうか? 無事に脱出できた方も、 嵐に巻き込まれてしまった方も、 何が起こっていたかもう一度振り返っていきましょう。
STEP1
船の扉の暗証番号を導こう
島を探索すると、隊長が過去にこの島に来ていた 先輩調査員の日誌を見つけます。 この調査日誌を読むと ・脱出のための手がかりは 緊急ボックスの中にあること ・緊急ボックスの鍵が船の中にあること がわかります。 しかし、船には鍵が掛かっていて 中に入ることができません。 先輩調査員が残した調査日誌の続きを読むと ・船の扉はこの島の面積(㎡)で開くこと ・この島の面積は島の情報を集めるとわかること がわかります。 そこで、最初は全員で協力して 島の情報を集めることになります。 しかし、調査の最中には熊がやってきて 調査の邪魔をしてきます。 この島の熊は人間の気配を察知して 襲い掛かる習性があるので、 熊がやってくるときには草むらの上に立って 気配を消す必要がありました。
さらに図鑑で熊の習性を確認すると、 樹液が染みついた赤いものに 反応することがわかります。 このことからホワイトボードの赤い文字、 赤い布、赤いつみき岩に反応することがわかります。 何もしなければホワイトボードに書いた文字は消され、 布やつみき岩はぐしゃぐしゃにされてしまいます。 それを避けるために、熊が来る直前には マグネットリーフや布などでこれらのものを 覆い隠す必要がありました。
ここからは各ナゾの解説です。 ①ホワイトボードにあるナゾの答えは? ホワイトボードを見るとこのようなナゾが 貼られています。
島にあるバケツを見るとバケツには 調査隊のロゴのようなものが貼られています。 ホワイトボードなどに貼られている 本物のロゴとバケツのロゴを見比べると 5つの異なる点があります。
この5つの文字を並べ替えてできる英単語は 「WATER」なので、答えは「水」になります。 ②4匹のモジガニの甲羅でできる二字熟語は? 図鑑でモジガニを調べると、 砂浜に現れることがわかります。 砂浜を確認すると、 交互に現れる4匹のモジガニを 見ることができます。 「ヨ」「ロ」「欠」「雨」を 組み合わせてできる熟語を考えると、 答えは「吹雪」になります。 ③穴の開いた木に生息する 3羽の鳥の頭文字を並べ替えてできる 虫の名前は? 会場内にある穴の開いた木の近くに行くと、 3羽の鳥の鳴き声が混ざって聞こえてきます。 バケツの中に入っていたレコーダーには 6羽の鳥の鳴き声が録音されているので、 それを使って鳴き声を聞き分けると 「ホメカケス」「タニスズメ」「ルスクマゲラ」の 3羽がいることがわかります。 3羽の鳥の頭文字を並べ替えてできる虫を考えると、 答えは「ホタル」になります。 ④洞窟にあるナゾの答えは? 洞窟に行くとこのようなナゾが貼られています。 島の中に置いてある布を折り、 名前に「イチ」から「ゴ」の言葉が隠れている イラスト(ライチ、にじ、サングラス、 クレヨン、ゴリラ)を完成させていきます。 布を5回折ると文字が現れるので、 答えは「デンセツ」になります。 ⑤島の周辺にいるメロカモメは全部で何羽? 図鑑でメロカモメを調べると、 『うさぎとかめ』の演奏をすれば 砂浜にメロカモメが集まることがわかります。 また、島の中にはドレミ竹という 楽器のような竹があることもわかります。 島中からドレミ竹を集めて、 砂浜近くの岩に書かれた楽譜に沿って 『うさぎとかめ』を演奏すると 砂浜の上空にメロカモメが集まってきます。 答えは「8(羽)」になります。 ⑥イチエダの木に掛けられたナゾの答えは? イチエダの木を見ると このようなナゾが貼られています。 イチエダの木の幹を見ると、 迷路のような線と文字が書き込まれています。 すべてのカタカナからスタートして 迷路を解こうとすると、 「マ」「ッ」「プ」の3文字が 地面までたどり着けないことがわかります。 よって、答えは「マップ」になります。 ⑦つみき岩のナゾの答えは? つみき岩がある場所の近くの壁を見ると、 このようなナゾが貼られています。 まずは近くの床に書かれている 文字と組み合わせて 5文字の料理名になるように つみき岩を2つ置きます。 つみき岩の中には 動物のイラストの断片が書かれたものが いくつかあるので、 十二支の順番で1つずつイラストを 完成させていくと つみき岩が積みあがります。 最後に同じマーク同士がぴったり重なるように 残りのつみき岩を中央の穴に落としていくと つみき岩の隙間から文字が見えるようになります。 矢印が指す文字を番号順に読むと、 答えは「コモレビ」になります。 ⑧島にいるカラフル虫の脚の本数を 合計すると何本? 図鑑でカラフル虫を調べると、 ブルーローズのそばに集まる習性があり、 身体の色によって脚の本数が異なることがわかります。 実際にブルーローズの近くに行くと、 カラフル虫が 動きまわっている様子を見ることができます。 よく観察すると身体の色が紫色なら足が6本、 青色なら8本、黄色なら10本であることがわかります。 それらの情報から脚の本数を計算すると、 答えは「250(本)」になります。 ⑨日記を読んでたどった先に 描かれているイラストは? 船の付近にあった日記に従って、 島の中を歩くと 最終的に洞窟にたどり着きます。 洞窟をよく見ると このようなイラストが描かれているので、 答えは「あさがお」になります。 ⑩アナグラムフィッシュを 並べ替えてできる6文字のくだものは? 図鑑でアナグラムフィッシュを調べると、 砂浜に生息していて、 磁石にくっつくことがわかります。 バケツの中にあった釣り竿を使って 砂浜で釣りをすると、 「ス」「ト」「ベ」「リ」「ロ」「ー」の 6匹を釣りあげることができます。 くだものの名前になるように 文字を並べ替えると、 答えは「ストロベリー」になります。 ⑪船に貼られたナゾの答えは? 船に行くとこのようなナゾが貼られています。
島には動物の写真が何枚か貼られており、
近くには足跡がいくつか残っています。
図鑑のイラストと照らし合わせると、 足跡と動物の名前の組み合わせがわかります。 また、動物によって 足跡の数が異なることもわかります。 これにより動物の名前の(足跡の数)文字目の文字を 順番に読む法則であることがわかります。 (例:コトウモグラは足跡が4つある →コトウモグラの4文字目の「モ」を読む) よって、答えは「やけい」になります。 11個の謎を解くと解答欄がこのように埋まります。 これらの答えを ホワイトボードの盤面から探し、塗りつぶすと 「そらのなかをてらしてよめ (そらの中を照らして読め)」 という文章が浮かび上がります。 「そら」から音階を連想し、 ドレミ竹の「ソ」と「ラ」の竹の中を 照らして覗き込むと「全員で手を5回叩け」 という文章が見つかります。 全員で手を5回叩くと 穴の開いた木の近くから大蛇がやってきて、 謎の紙を落としていきます。 先輩調査員が大蛇と仲良くなり、 仕込んでいたのですね。 さすが野生生物調査員です。 紙に書かれたサインと ホワイトボードの地図に書かれた サインが一致することから、 紙を地図に重ね合わせるとこのようになります。 地図上に現れたA~Jの場所に実際に行くと、 文字が書かれていることがわかります。 Aから順番に文字を読んでいくと 「まるごかけるまるはち(⑤×⑧)」 という文章が完成します。 ⑤、⑧が最初に解いた謎の答えを示しているとすると 「8×250」という計算式になるので、 島の面積が「2000㎡」であることがわかります。 船の扉の鍵を「2000」に合わせると、 鍵が開き中から鍵を手に入れることができました。
STEP2
鹿のツノを入手しよう
船から鍵を手に入れたタイミングで熊が出現し、 せっかく手に入れた鍵を飲みこんでしまいました。 船の中に残されていた調査日誌を読むと ・熊と戦うためには 鹿とリスが持つ素材で 麻酔弓とクマベルを作らないといけないこと ・リスの習性がわかる図鑑は、 麻酔弓を使えばメロカモメから取り返せること がわかります。 そのため、まずは鹿のツノを手に入れて 麻酔弓を作ることが目標になります。 鹿のツノを手に入れる方法は 図鑑を見ることで明らかになりました。 洞窟に隠れているアイランドタートルの甲羅に 光を当てることでアイランドタートルが動き出し、 カオリバナを手に入れることができました。 船の中に置いてあった鹿マスクの説明文を読むと、 鹿マスクをつけることで鹿になりきることができ、 ハナツノシカに 仲間だと思わせることができるとわかります。
カオリバナを餌場に置いた後、 気配を消すために全員が草むらに隠れ、 鹿マスクを付けた人がイチエダの木をこすると ハナツノシカが登場します。 鹿マスクを付けた人は前が見えなくなるので、 草むらにいる人が声で誘導してあげることで、 鹿に近付いて花かんむりを ツノにかけることができました。 これにより、 ハナツノシカからツノを手に入れられました。
STEP3
リスからクマベルの素材を入手しよう
鹿のツノを隊長に渡すと、 それを材料に麻酔弓を作ってくれます。 リスの図鑑はメロカモメが持っていることが 調査日誌でわかっているので、 メロカモメに向かって麻酔針を射ることで リスの図鑑を手に入れることができました。
図鑑によると ・人間の匂いがすると巣に隠れてしまうこと ・リスの色によって嗅覚のおよぶ範囲が違うこと がわかります。 このことから、 それぞれのリスの嗅覚のおよばない位置から まんぷくの実を当てると リスを眠らせることができるとわかります。 まんぷくの実を投げて当てることで 青リス、黄リスは眠らせることができますが、 黒リスは距離が遠いので 投げても実が届きませんでした。 そこでSTEP1で使ったドレミ竹をつなぎあわせて 長い1本の筒を作り、 そこにまんぷくの実を転がすことで 黒リスに実を当てることができました。 これにより、 クマベルの素材を手に入れられました。
STEP4
リドルベアを眠らせよう
リドルベアから鍵を取り返すために、 これまでに手に入れた 麻酔弓とクマベルを使って リドルベアを眠らせる方法を 考える必要がありました。 図鑑を読むことで ・リドルベアは クマベルの音がした方向に 一直線で向かうこと ・クマベルを使って リドルベアを3か所の岩に誘導できれば 眠らせられること がわかります。 地図を見ると 熊を3回誘導できそうなルートは このルートしかありませんでした。 これを実現するためには 島のあらゆるものを使って クマベルを遠くの人に受け渡す必要がありました。 まず、マップの左上の場所で クマベルを鳴らし、熊を誘導します。 その後、洞窟にいる アイランドタートルの尻尾に クマベルを引っ掛けて動かすことで、 クマベルを 洞窟の反対側(マップの左下)にいる人に 受け渡すことができました。
アイランドタートルから クマベルを受け取った人は クマベルを鳴らして、 熊を2か所目の岩に誘導します。 その後、イチエダの木のツタを使って 振り子の要領でテントにいる人に クマベルを受け渡します。 最後にテントにいる人が、 テントののぞき穴からクマベルを鳴らすことで 3か所目の岩に誘導します。 これにより、麻酔弓を使って 熊の背中に麻酔針を 打ち込むことができたので 熊を眠らせることができました。
STEP5
目の前の島に脱出しよう
熊から鍵を取り返すことができたので、 緊急ボックスを開けられるようになります。 緊急ボックスを開けると 「電池を投入することで中のものを 取り出すことができる」ことがわかります。 アイランドタートルを 動かすときなどに使った ライトの電池を取り出し、 緊急ボックスに投入することで、 中から図鑑の外枠を 手に入れることができます。 これまでに手に入れた図鑑が ぴったりはいるように 巨大な図鑑を完成させるとこのようになります。 一見何も情報が無いように感じますが、 先輩調査員が残した 「脱出の手がかりがある」という 調査日誌を信じて図鑑をよく見ると、 一部の外枠の模様が 他と異なっていることがわかります。 これにより、 アイランドタートルのメスの大きさが 200㎠ではなく、 20000000㎠(=2000㎡) であることがわかります。 STEP1で島の面積が 2000㎡であることを求めているので、 島の面積とアイランドタートルの メスの大きさが ぴったり一致することがわかります。 このことから 「島だと思っていた場所が実は アイランドタートルの 甲羅だったのではないか」 と推測することができます。 もし本当に島が アイランドタートルの甲羅だとすると、 アイランドタートルの図鑑の記述から 島の中心には 水滴のような模様があることになります。 島の中心に テントを立てたことを思い出し、 テントをどかして 島の中心を確認すると 水滴模様を 見つけることができます。 これにより島が本当に アイランドタートルであることが 明らかになりました。 アイランドタートルには 「甲羅の水滴模様に オレンジの光を当てたら動き出す」 という習性があるので、 島の中心の水滴模様に オレンジの光を当てれば、 目の前の島まで たどり着くことができそうです。
洞窟のアイランドタートルと同様に ライトの光を当てようとしますが、 電池は緊急ボックスの中に 入れてしまっているので 使うことができなくなっています。 ここで夕方の時間について思い出すと、 この時間は島がオレンジ色の夕日に 照らされていたはずです。
そこで実際に夕方を待ってみると、
目の前の岩が影になって
肝心の水滴模様に
オレンジ色の光が
当たっていないことがわかります。
ここで船の扉に注目すると、
そこには
マイナスネジで固定された
鏡があることがわかります。
マイナスネジを取り外すことさえできれば、 鏡を使って夕日を反射させて 甲羅の水滴模様に オレンジ色の光を 当てることができそうです。 マイナスドライバーのような 工具はどこにもありませんでしたが、 隊長がオープニングで コイントスをしていたことを 思い出して隊長から コインを受け取ることで、 マイナスネジを はずすことができました。 以上のことを 成し遂げることで、 鏡を使って 甲羅の水滴模様に 夕日を反射させ、 島自体を動かすことで 無事に目の前の島まで 脱出することができました。
【最後に】 先輩調査員はこの島の動物たちが 平穏に暮らせなくなることを恐れて、 他の危機に直面した 野生生物調査員にしか 知られないような 情報の残し方をしていたのですね。 それにしても、 隠しすぎだとは思いますが...... それだけ動物のことを大切にしている 先輩だからこその行動だったのでしょう。 おかげでこの島の秘密を知り、 生き延びることができた方も いると思います。 今回の無人島での大冒険 お疲れ様でした!
これからも、 挑戦することを恐れず、 新しい道を切り開いていってください! みなさんの人生が これからも わくわくするものでありますように! ときどき熊が襲いかかってくる 無人島からの脱出に ご参加いただきありがとうございました! ぜひ、感想を投稿してくださいね!