ゲーム好き・パズル好きがハマる!リアル脱出ゲームと私の出会い
こんにちは!
先日、5年間付き合った彼女と結婚式を挙げた田口と申します。
その二次会の余興として、今話題の「謎解きウェディング」を行いました!
二次会の余興は、結婚式を控えたカップルにとって、楽しみでもあり悩みのタネでもありますよね。
そんな人に是非お勧めしたいのが、私たちが実際に行った「謎解きウェディング」です。
今回は、私たちの経験をみなさんに知っていただきたく、なぜ謎解きウェディングを挙げようと思ったのか、当日までの流れやゲストの感想までをまとめてみました。
結婚式の二次会の余興をどうしようか悩んでいる方、ぜひ参考にしてください!
本題に入る前にまず、簡単に私たちのプロフィールを簡単に紹介させていただきます。
わたくし田口は、現在29歳の会社員です。
都内の某メーカーでSEとして働いています。
SEという仕事柄、平日の帰りは遅く、休日はのちに妻となる彼女ともっぱら家でゲームをしたりテレビを見たりゴロゴロ……。といった感じの、良くも悪くもどこにでもいる三十路前男子です(笑)
自他共に認める出不精だった私ですが、ある日、職場の同期から「リアル脱出ゲーム」の存在を知らされました。
ゲームやパズルが大好きな私は、「ゲームの主人公のように謎解きを体験ができる場所が現実にあるのか!」と、いてもたってもいられずすぐに参加。
初回、2回目と苦戦と時間切れ不正解が続き、苦節6回目にしてようやく脱出に成功。
気づけば、リアル脱出ゲームの世界にどっぷりとハマりました。
もともと出不精だった私が急に毎週末どこかへ出かけていくわけですから、リアル脱出ゲームのことは、すぐに彼女の知るところに。
はじめてそのことを話した時は、「そんな楽しそうなこと、なんで呼んでくれないの!」とお叱りを受けました……。
それからはデートといえばもっぱら謎解き。
2人そろって難問題や制限時間と戦う日々でした。
ちなみに、彼女はもともと推理小説やサスペンスドラマが大好きだったということは、謎解きを始めて以降、初めて知った事実でした(笑)
結婚式でリアル脱出!?謎解きウェディングのスケジュール
仕事にプライベートにリアル脱出に……。
忙しくも充実した日々を過ごしていた去年のとある日、リアル脱出ゲームでもらったパンフレットに「謎解きウェディング」なる企画があることにふと気づきました。
そのとき、すでに結婚式までおよそ3カ月。
ちょうど彼女と「二次会の余興どうしようかねぇ」と相談していたころだったので、すぐにSCRAPさんのウェブサイトを確認。
「パーティ レポート」のコーナーで先輩カップルたちの素敵な謎解きウェディングを目の当たりにし、問い合わせをしてみることにしました。
返信は3日ほどでやってきました。
予算や会場、参加人数などは問い合わせフォームから伝えてあったので、謎解きの内容や詳細をうかがうため、メールで2、3回やり取りをしたのち、妻と私、担当ディレクターさんの3人で打ち合わせをすることになりました。
そして迎えた打ち合わせ当日。
日頃、参加者としてリアル脱出ゲームのスタッフさんと話すことはありましたが、今回は一緒に企画を考えるということで、私たち夫婦は少し緊張していました。
そんな空気を察してくれたのか、ディレクターさんは、「一緒に素敵な謎解きを作りましよう!」と力強く声をかけていただき、一気に緊張がほぐれたことを覚えています。
と同時に、是非この人と最高の二次会を作りたいと思いました。
ちなみに私たちの場合、問い合わせ以降の流れは以下のような感じでした。
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問い合わせ
SCRAPの謎解きウェディング入力フォームから問い合わせ。
予算や参加人数、会場などはこの時点で伝えました。 -
打ち合わせ
ストーリーや盛り込みたい要素の検討。
当日の進行やスタッフさん待機場所などを確認。※打ち合わせのあと、式当日までに数回メールのやりとりをしました。
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式当日
ディレクターさんの話では、多くのカップルは6カ月前から2カ月前くらいに打ち合わせをするそうです。
また、会場が決まっている人もいれば決まってない人もいるとのこと。
そのへんは柔軟に対応してもらえるようです。
ビギナーもベテランも楽しめる謎解きを
今回、私がお願いしたお題は「プロポーズ」。
私たち夫婦は結婚前から長く同棲していたため、決定的なプロポーズの言葉がないまま、籍を入れ、結婚式へと進んでいました。
そのことについて、彼女はそれほど気にしていない素振りでしたが、謎解きウェディングのウェブサイトで「パーティ レポート」を見ているときに、彼女の目が輝いていたのを見逃しませんでした(笑)
「プロポーズをお題にしてください」とディレクターさんにお願いした時の彼女の驚いた表情は、今でも忘れられません。
柄にもなく公開プロポーズする姿を想像すると何とも気恥ずかしい思いでしたが、それ以上に彼女の喜ぶ顔が見たいのと、大切な仲間たちと謎解きを通してプロポーズを一緒に作るという一体感にワクワクが止まりませんでした。
一方、打ち合わせを前に、私たち夫婦はひとつだけ不安に思っていることがありました。
それは謎解きの難易度について。
わたしたちの友人には、これが初めての謎解きとなる人が一定数いることがわかっていたので、初めての人でも楽しんでもらえるのか、少し不安に感じていました。
ところが、その考えも杞憂に終わりました。
まず、謎解きウェディングの難易度は、通常のリアル脱出ゲームよりも少しやさしく設定されているとのこと。
さらに、チーム制での謎解きなので、初心者にとっても経験者にとってもちょうどいいレベルにしていただけるとのことだったので安心しました。
もちろん、「ものすごく難しい難易度にしてほしい!」という希望があれば、相談に乗ってもらえるそうですよ!
3つの料金プランとできること
謎解きウェディングの良いところは、夫婦の希望に合わせて、謎解きの内容に思い出の場所やキーワードを盛り込んだり、参加者のレベルに合わせて難易度をカスタマイズしてくれたりするところ。
なので、私たちが挙げた謎解きウェディングはあくまでも一例です。
そこで、担当ディレクターさんと打ち合わせでお伺いした情報を簡単にまとめてみました。
プラン(料金)
ベーシックプラン(20万円~)
会場やスタイルを問わず、皆で楽しめる二次会向きのカジュアルな謎解きゲームプラン。
1カ月前でも予約ができるので、ぎりぎりまで余興の内容が決まらなかったカップルさんでも申し込めそうですね。
ちょっとしたカスタマイズも23万円からできるそうです。
セミカスタマイズプラン(30万円~)
「ベーシックじゃ物足りない!」「ストーリーや謎を追加したい!」という人のためのプランです。
私たちはこのプランにして、プロポーズの要素を盛り込みました!
フルカスタマイズプラン(40万円~)
ゼロから謎解きウェディングが作れるプラン!
もうちょっと頑張ってこっちにしたらどんな謎解きになっていたのかなぁ……と妻と話すこともしばしば。
平均して50~60万くらい。過去に行われたフルカスタマイズプランの最高金額は100万を越すそうです!
会場
通常の余興ができる環境なら問題ないそうです。
参加者全員にしっかりと情報が伝わるように、マイクは必要とのこと。
「原っぱみたいに開けたところとか、個室に分かれたレストランとか、コミュニケーションがとりにくい環境でなければどこでも」とはディレクターさん談。
参加人数
基本料金で対応できるのは50人。
スタッフの方が増えると価格が上がるそうです。
私たちの場合、60人参加だったのでちょっと追加費用が発生しました。
対応地域
日本全国どこでも開けるそうです!
ただし、地方はスタッフの交通費が実費分かかるとのこと。
必要な時間
当日の謎解き制限時間はおよそ30分、前後の説明もあわせて45分間くらいの時間が必要になることが多いようです。
どのプランを選び、どのような難易度の謎にするのかにも左右されます。
ちなみに、わたしたちは二次会の余興として謎解きウェディングをお願いしましたが、披露宴や1.5次会でも対応可能とのこと。
式とは別日のパーティでももちろん大丈夫だそうです。
1点、注意が必要なのは「コース料理」とはあまり相性がよくないということ。
みんな謎解きに夢中になって配膳が進まなかったり、メイン料理が出るまで謎解きがはじめられなかったり、なにかと制約が多くなりがちなので、ビュッフェ方式のお食事がおススメとのことでした。
リアル脱出ゲームの“プロ”が演出
当日、結婚式・披露宴はつつがなく終わり、いよいよ二次会の時がやってきました。
何も知らない友人たちは、これからビンゴかクイズでも始まるのだろうと、油断しているのがひしひしと伝わってきます(笑)
そこに突然、登場する謎の司会者。ざわつく会場をよそに、謎解きが始まってゆくのです。
ここから先の展開は、謎解きウェディングに参加した人のみの秘密ということで。
全部お伝えしてしまうと、これから謎解きウェディングを挙げようとしている人、参加する人へのヒントになってしまいますから。
リアル脱出ゲームと同じくネタバレはNGですね。
ひとつだけいえることは、プロポーズは大成功に終わり、彼女が大号泣してしまったということ(笑)
謎解きの内容は知っていても、プロポーズでどんな言葉を贈るかは、当日その時までの秘密でしたからね。
あとひとつお伝えできるのは、謎解きに挑戦する友人たちが真剣に答えを考え、私のプロポーズを成功させようとしている様子を目の当たりにして、ちょっと泣きそうだったこと。
謎解きの最中にわざわざ壇上の私たち夫婦のところまできて「なんだよこれ!面白いじゃん」と声をかけてくれる友人もいました。
謎解き中は一切話しちゃダメ、なんてことはありませんから、他の参加者さんたちと一緒に謎解きを楽しめます。
また、ディレクターさんをはじめ、当日のスタッフさんは普段からリアル脱出ゲームを運営に携わるリアル脱出ゲームの“プロ”といえる人たちでした。
私たちの二次会でスタッフを務めてくれた司会の方は、以前参加したリアル脱出ゲームで司会をしていた方だったので、夫婦はもちろん謎解き仲間たちも大興奮。
ゲームの残り10分から流れるBGMは、リアル脱出ゲームで使われている音楽と同じ物なので“本物感”をさらに強調してくれました。
謎解きのプロたちが普段の公演と同じように、自分たちのためだけのこの企画を作り上げてくれているということを実感できて、本当に嬉しかったです。
幹事も司会も新郎新婦も!全員参加で楽しめる最高の余興
一生に一度の結婚式という大イベント。
ゲストはもちろん私たちも楽しみたい。
常々そう思っていた私たち夫婦ですが、謎解きウェディングはまさこの考えにぴったりの余興でした。
ビンゴゲームやクイズ大会のような二次会でよくある余興では、司会や幹事を任せた友人は、純粋な参加者として楽しむことが難しくなってしまいます。
その点、謎解きウェディングでは、SCRAPスタッフさんや司会の方がゲーム中の運営を一手に引き受けてくれるので、文字通り「参加者全員」が楽しめる素敵な余興だったと思います。
目論見通り、ご列席いただいたみなさまからは「こんな面白い二次会、参加したことないよ!」「知っていたら自分たちの式でもやりたかった」などお褒めの言葉をいただくことができました。
今回の謎解きウェディングに協力していただいたSCRAPさんには、夫婦ともども感謝しています。
いつものリアル脱出ゲームでは、「やられたー!」と二人で叫んでいるのですが、今回ばかりは普段スタッフさんが感じているであろう“してやったり”感を味わえました。
微力ながら、謎解き企画をスタッフさんと一緒に考えたからこそ経験できた、かけがえのないご褒美だと思います。
また、後日談ですが、式の翌週にはリアル脱出ゲームに初めて参加した友人もいるようです。
それも二次会で初めて知り合った人と(笑)。
もちろん私たち夫婦も、これからもリアル脱出ゲームに参加しようと思っています。
余興を通じて広がったリアル脱出ゲーム仲間の輪をこれからも大切にしていきます。
さて、最後に謎解きウェディングを挙げた先輩夫婦として一つだけアドバイスを贈りたいと思います。
どうしようか悩まれている方!
一生に一度の結婚式です。
もう二度とできないと言っても過言ではありません。
一度、謎解きウェディングのウェブサイトから問い合わせして、ディレクターさんに話を聞いてみてください。きっと、想像以上のプランを提案してくれると思いますよ!
私がこれまでに参加したリアル脱出ゲーム
最後に、私がこれまでに参加したリアル脱出ゲームを紹介しておきます!
- マッド博士の異常な遺言状
- 地下アンティークルームからの脱出
- 忘れられた実験室からの脱出
- カジノロワイヤルからの脱出
- マグノリア銀行からの脱出
- 宇宙怪獣からの脱出
- 魔法の部屋からの脱出
- 謎の部屋からの脱出
- 仕立て屋シャルロッテの秘密
- ある映画館からの脱出
- Escape from the RED ROOM
周遊型
- 銀座令嬢誘拐事件
- 地下謎への招待状2014.2015
- 六本木ヒルズ「伝説の秘宝Xを奪え!」
本
- 人狼村からの脱出
- ふたご島からの脱出